風が、ひとつ大きく吹いた。
足元で、さっき開けたペットボトルがから、と鳴る。
自販機の白い光が一度だけ明滅して、次の瞬間にはもう、自販機なんて最初からなかったみたいだった。
下駄箱の並ぶはずの暗がりの向こうに、白い前照灯みたいな光が近づいてくる。
レールなんてないのに、列車がホームへ滑り込む時みたいな低い震えだけが、床を伝って足元へ上がってきた。
養生テープでしかないはずの黄色い線が、冷たい光を吸って、本物みたいに浮き上がる。
理玖の手が、俺の手を握ったまま、少しだけ強くなる。
でも、引かれない。
銀色の車体が、昇降口の前で止まった。
本当に列車だった、というより、列車みたいな形をした何かだった。
輪郭はやけにくっきりしているのに、窓の奥だけ少しぼやけている。
扉が、ひとつ、またひとつと、静かに開いた。
最初の扉の向こうに見えたのは、家庭科室だった。
長机の上に、湯気の立つ鍋。
白い茶碗。
味噌汁の匂い。
あの時と同じ、夕方の家みたいなやわらかい灯りが、扉の向こうで揺れている。
次の扉の向こうは、三年の教室だった。
窓際の紙花が揺れて、陽斗がこっちへ手を振る。
机の上にはガムテープとマジックと半端な飾りが散らばっていて、ちょうど今さっきまでの続きをそのまま切り取ったみたいだった。
『湊、これ見て』
『やっぱ朝比奈いると早いわ』
『いてくれてよかった』
その隣の扉では、体育館のステージにスポットライトが落ちていた。
拍手が、わっと広がる。
『朝比奈!』
『助かった!』
『主役、こっち!』
全部、前夜のままだった。
まだ始まっていない。
だから、終わってもいない。
『――ここにいれば、終わらない』
今度の声は、放送室で聞いた平板なアナウンスより、ずっとやさしかった。
耳のすぐ近くで、眠らせるみたいに落ちてくる。
『――まだ呼ばれます』
『――まだ必要とされます』
どく、と胸が鳴る。
ここに乗れば、明日が来ない。
明日が来なければ、本番も、片づけも、その先の終わりも来ない。
先送りにした、理玖への返事の機会まで、来ない気がした。
好きだと言われたまま。
何も決めないまま。
文化祭前夜の途中で、ずっと止まっていられるみたいに。
「先輩」
理玖の声がした。
でも、今度の声は、引き戻す時の硬さじゃなかった。
「今、何が見えてますか」
喉がうまく動かないまま、俺は答える。
「……家庭科室。教室。体育館。全部」
「そうですか」
それだけだった。
手は離さないくせに、理玖は俺を引かない。
「何て言われてますか」
「ここにいれば、終わらないって」
「はい」
「ずっと必要とされるって」
「……はい」
短い返事が、妙に静かだった。
その静けさが、かえって逃げ道をなくす。
「……ずるい」
気づいたら、そうこぼしていた。
理玖の指先が、ほんの少しだけ揺れる。
「何がですか」
「引っ張らないの」
数秒、間が落ちた。
それから理玖は、いつもの落ち着いた声で言った。
「先輩なら、自分で決められると思うので」
胸の奥が、きゅっと縮む。
開いた扉の向こうから、また声がする。
『朝比奈くん、食べていきなよ』
『湊、まだ帰らなくていいよ』
『今日はお前がいたから回ったんだよ』
知ってる声ばかりだ。
全部、俺が今日ほしかった言葉だ。
「先輩」
理玖がもう一度呼ぶ。
「聞きます、先輩の気持ち。だから、ごまかさないでください」
その一言で、喉の奥に引っかかっていたものが、少しだけ動いた。
俺は開いた扉の向こうを見たまま、ゆっくり息を吸う。
味噌汁の匂いと、体育館のほこりと、切った色紙の匂いが、全部いっぺんに混ざっていた。
「……今日が終わったら」
声が、少しかすれる。
「俺、何もなくなる気がする」
言った瞬間、自分でひどく子どもっぽいことを言ってると思った。
でも、引っ込められなかった。
理玖は何も言わない。
ただ、握った手だけが少しだけあたたかくなる。
「文化祭が終わったら、実行委員も終わるし。明日が始まったら、もうずっと終わりの方に向かうだろ」
「……はい」
「卒業したら、俺の居場所がなくなる感じがして」
そこで、自分でもうまく言えなくなって、いったん笑いかける。
でも、全然うまくいかなかった。
「家に帰れば、やることが待っているんだよ。洗濯物とか、弟のこととか。別に嫌じゃないし、やればいいだけなんだけど」
「はい」
「でも、学校と違って、あっちは返ってこないっていうか……。俺がいてほしいから、っていうより、やる前提で並んでる感じで」
「……はい」
「ここみたいに、呼ばれて、返ってきて、いていいって分かる感じじゃない」
そこまで言ってから、ようやく分かった。
俺がしがみついてたのは、学校そのものじゃない。
「……俺、学校に残りたいんじゃない」
自分で口にして、胸の奥がひりつく。
「必要とされない自分になるのが、怖いんだと思う」
言ってしまった、と思った。
情けない。
ほんとうに、情けない。
でも理玖は、笑わなかった。
「今日みたいに呼ばれて、助かったって言われて、ここにいていいって分かるのがなくなったら……」
喉が詰まる。
それでも、止まれなかった。
「学校がなくなったら、誰に必要とされるんだよ」
その瞬間、開いた扉の向こうが、いっせいに明るくなる。
『必要だよ』
家庭科室から声がした。
『助かるよ』
教室から声がした。
『いてくれてよかった』
体育館から拍手が重なる。
あまりにも都合がよくて、あまりにもやさしい。
まるで俺の言葉に、そのまま返事をくれるみたいに。
言われたかったはずの言葉なのに、胸の真ん中は少しも軽くならなかった。
代わりに、変な違和感だけが残る。
俺は開いた扉を順番に見た。
家庭科室。
教室。
体育館。
どこも俺に都合のいい景色ばかりだ。
俺が役に立てる場所。
俺が呼ばれる場所。
俺が「助かった」を返してもらえる場所。
――なのに。
その言葉を聞いた瞬間、俺は安心するより先に、理玖を探していた。
「……なんで」
思わず、かすれた声が落ちる。
理玖が小さく動く。
「先輩?」
俺は、扉の向こうをもう一度見た。
家庭科室の湯気の向こうにも。
教室の紙花の向こうにも。
体育館のスポットライトの下にも。
理玖がいない。
あの低い声も。
放送室の赤いON AIRランプも。
ミキサー卓の前に座って、台本に赤を入れる背中も。
俺の顔色見て、水を押しつけてくる、あの面倒くさそうな顔も。
どこにもいない。
そのことに気づいた瞬間、ぞくっとした。
ここにあるのは、俺が必要とされる景色ばかりだ。
でも、俺を見てくる理玖の居場所だけが、ない。
『先輩』
はっとして顔を上げる。
一番奥の車両の窓の向こうに、見覚えのある背格好が立っていた。
黒い髪。
整った横顔。
放送室で何度も見た制服姿。
『こっちです』
低い声だった。
耳に馴染む声に、心臓が一瞬だけ跳ねる。
でも、次の瞬間には分かった。
違う。
そんなふうに、迷いなくやわらかく笑わない。
そんなふうに、俺に都合のいいことだけ言わない。
理玖は、もっと不器用だ。
腹が減ってるのを見抜いて、ビスケットを出して。
倒れられると困る、って真顔で言って。
ごまかすなって言うくせに、返事は今じゃなくていいって待って。
自分だって顔色が悪いのに、俺の言葉を先に聞く。
今、隣にいる理玖は、都合が悪い。
終わることも、帰ることも、言わなくていいことも、全部そのままにはしてくれない。
でも。
その理玖の方が、ずっと本物だった。
「……違う」
小さくこぼすと、隣で理玖の手がわずかに動く。
「先輩」
今度の声は、窓の向こうじゃない。
ちゃんと、すぐ隣だった。
「俺は、ここにいます」
たったそれだけで、胸の奥がまた鳴る。
その声だけで、開いた扉のやさしい灯りが少し遠くなる。
『――ここにいれば、終わらない』
『――ずっと必要とされます』
怪異はまだ、やさしく言う。
責めもしない。
急かしもしない。
ただ、こっちに来ればほしいものを全部並べてやると、そういう顔で待っている。
でも、あっちはやさしすぎた。
俺が言いたくないことは聞かない。
みっともない本音を言わせない。
きれいな返事だけを先にくれる。
それが急に、ひどく気持ち悪かった。
理玖は、まだ俺を引っ張らない。
逃げようと思えば、たぶんこの手は振りほどける。
そのくらいの力で、でもずっと離さない。
こいつだって、さっき呼ばれたばかりだ。
顔色もまだ完全じゃない。
それなのに、俺の言葉を待ってる。
その待ち方が、妙に痛かった。
「霧島」
呼ぶと、理玖がまっすぐこっちを見る。
「……お前は」
そこまで言って、喉が詰まる。
列車の音が近い。
拍手も、匂いも、声も、まだ全部そこにある。
それでも、もうさっきみたいにそっちだけは見られなかった。
だって、あの光の中には本物の理玖がいない。
今、俺の手を握って、少し心配そうな顔で、でも一歩も引かずに待ってるこいつがいない。
俺はようやく真正面から理玖を見た。
「役目が終わっても、学校が終わっても」
声が、少し震える。
「お前は俺を必要としてくれるの?」
足元で、さっき開けたペットボトルがから、と鳴る。
自販機の白い光が一度だけ明滅して、次の瞬間にはもう、自販機なんて最初からなかったみたいだった。
下駄箱の並ぶはずの暗がりの向こうに、白い前照灯みたいな光が近づいてくる。
レールなんてないのに、列車がホームへ滑り込む時みたいな低い震えだけが、床を伝って足元へ上がってきた。
養生テープでしかないはずの黄色い線が、冷たい光を吸って、本物みたいに浮き上がる。
理玖の手が、俺の手を握ったまま、少しだけ強くなる。
でも、引かれない。
銀色の車体が、昇降口の前で止まった。
本当に列車だった、というより、列車みたいな形をした何かだった。
輪郭はやけにくっきりしているのに、窓の奥だけ少しぼやけている。
扉が、ひとつ、またひとつと、静かに開いた。
最初の扉の向こうに見えたのは、家庭科室だった。
長机の上に、湯気の立つ鍋。
白い茶碗。
味噌汁の匂い。
あの時と同じ、夕方の家みたいなやわらかい灯りが、扉の向こうで揺れている。
次の扉の向こうは、三年の教室だった。
窓際の紙花が揺れて、陽斗がこっちへ手を振る。
机の上にはガムテープとマジックと半端な飾りが散らばっていて、ちょうど今さっきまでの続きをそのまま切り取ったみたいだった。
『湊、これ見て』
『やっぱ朝比奈いると早いわ』
『いてくれてよかった』
その隣の扉では、体育館のステージにスポットライトが落ちていた。
拍手が、わっと広がる。
『朝比奈!』
『助かった!』
『主役、こっち!』
全部、前夜のままだった。
まだ始まっていない。
だから、終わってもいない。
『――ここにいれば、終わらない』
今度の声は、放送室で聞いた平板なアナウンスより、ずっとやさしかった。
耳のすぐ近くで、眠らせるみたいに落ちてくる。
『――まだ呼ばれます』
『――まだ必要とされます』
どく、と胸が鳴る。
ここに乗れば、明日が来ない。
明日が来なければ、本番も、片づけも、その先の終わりも来ない。
先送りにした、理玖への返事の機会まで、来ない気がした。
好きだと言われたまま。
何も決めないまま。
文化祭前夜の途中で、ずっと止まっていられるみたいに。
「先輩」
理玖の声がした。
でも、今度の声は、引き戻す時の硬さじゃなかった。
「今、何が見えてますか」
喉がうまく動かないまま、俺は答える。
「……家庭科室。教室。体育館。全部」
「そうですか」
それだけだった。
手は離さないくせに、理玖は俺を引かない。
「何て言われてますか」
「ここにいれば、終わらないって」
「はい」
「ずっと必要とされるって」
「……はい」
短い返事が、妙に静かだった。
その静けさが、かえって逃げ道をなくす。
「……ずるい」
気づいたら、そうこぼしていた。
理玖の指先が、ほんの少しだけ揺れる。
「何がですか」
「引っ張らないの」
数秒、間が落ちた。
それから理玖は、いつもの落ち着いた声で言った。
「先輩なら、自分で決められると思うので」
胸の奥が、きゅっと縮む。
開いた扉の向こうから、また声がする。
『朝比奈くん、食べていきなよ』
『湊、まだ帰らなくていいよ』
『今日はお前がいたから回ったんだよ』
知ってる声ばかりだ。
全部、俺が今日ほしかった言葉だ。
「先輩」
理玖がもう一度呼ぶ。
「聞きます、先輩の気持ち。だから、ごまかさないでください」
その一言で、喉の奥に引っかかっていたものが、少しだけ動いた。
俺は開いた扉の向こうを見たまま、ゆっくり息を吸う。
味噌汁の匂いと、体育館のほこりと、切った色紙の匂いが、全部いっぺんに混ざっていた。
「……今日が終わったら」
声が、少しかすれる。
「俺、何もなくなる気がする」
言った瞬間、自分でひどく子どもっぽいことを言ってると思った。
でも、引っ込められなかった。
理玖は何も言わない。
ただ、握った手だけが少しだけあたたかくなる。
「文化祭が終わったら、実行委員も終わるし。明日が始まったら、もうずっと終わりの方に向かうだろ」
「……はい」
「卒業したら、俺の居場所がなくなる感じがして」
そこで、自分でもうまく言えなくなって、いったん笑いかける。
でも、全然うまくいかなかった。
「家に帰れば、やることが待っているんだよ。洗濯物とか、弟のこととか。別に嫌じゃないし、やればいいだけなんだけど」
「はい」
「でも、学校と違って、あっちは返ってこないっていうか……。俺がいてほしいから、っていうより、やる前提で並んでる感じで」
「……はい」
「ここみたいに、呼ばれて、返ってきて、いていいって分かる感じじゃない」
そこまで言ってから、ようやく分かった。
俺がしがみついてたのは、学校そのものじゃない。
「……俺、学校に残りたいんじゃない」
自分で口にして、胸の奥がひりつく。
「必要とされない自分になるのが、怖いんだと思う」
言ってしまった、と思った。
情けない。
ほんとうに、情けない。
でも理玖は、笑わなかった。
「今日みたいに呼ばれて、助かったって言われて、ここにいていいって分かるのがなくなったら……」
喉が詰まる。
それでも、止まれなかった。
「学校がなくなったら、誰に必要とされるんだよ」
その瞬間、開いた扉の向こうが、いっせいに明るくなる。
『必要だよ』
家庭科室から声がした。
『助かるよ』
教室から声がした。
『いてくれてよかった』
体育館から拍手が重なる。
あまりにも都合がよくて、あまりにもやさしい。
まるで俺の言葉に、そのまま返事をくれるみたいに。
言われたかったはずの言葉なのに、胸の真ん中は少しも軽くならなかった。
代わりに、変な違和感だけが残る。
俺は開いた扉を順番に見た。
家庭科室。
教室。
体育館。
どこも俺に都合のいい景色ばかりだ。
俺が役に立てる場所。
俺が呼ばれる場所。
俺が「助かった」を返してもらえる場所。
――なのに。
その言葉を聞いた瞬間、俺は安心するより先に、理玖を探していた。
「……なんで」
思わず、かすれた声が落ちる。
理玖が小さく動く。
「先輩?」
俺は、扉の向こうをもう一度見た。
家庭科室の湯気の向こうにも。
教室の紙花の向こうにも。
体育館のスポットライトの下にも。
理玖がいない。
あの低い声も。
放送室の赤いON AIRランプも。
ミキサー卓の前に座って、台本に赤を入れる背中も。
俺の顔色見て、水を押しつけてくる、あの面倒くさそうな顔も。
どこにもいない。
そのことに気づいた瞬間、ぞくっとした。
ここにあるのは、俺が必要とされる景色ばかりだ。
でも、俺を見てくる理玖の居場所だけが、ない。
『先輩』
はっとして顔を上げる。
一番奥の車両の窓の向こうに、見覚えのある背格好が立っていた。
黒い髪。
整った横顔。
放送室で何度も見た制服姿。
『こっちです』
低い声だった。
耳に馴染む声に、心臓が一瞬だけ跳ねる。
でも、次の瞬間には分かった。
違う。
そんなふうに、迷いなくやわらかく笑わない。
そんなふうに、俺に都合のいいことだけ言わない。
理玖は、もっと不器用だ。
腹が減ってるのを見抜いて、ビスケットを出して。
倒れられると困る、って真顔で言って。
ごまかすなって言うくせに、返事は今じゃなくていいって待って。
自分だって顔色が悪いのに、俺の言葉を先に聞く。
今、隣にいる理玖は、都合が悪い。
終わることも、帰ることも、言わなくていいことも、全部そのままにはしてくれない。
でも。
その理玖の方が、ずっと本物だった。
「……違う」
小さくこぼすと、隣で理玖の手がわずかに動く。
「先輩」
今度の声は、窓の向こうじゃない。
ちゃんと、すぐ隣だった。
「俺は、ここにいます」
たったそれだけで、胸の奥がまた鳴る。
その声だけで、開いた扉のやさしい灯りが少し遠くなる。
『――ここにいれば、終わらない』
『――ずっと必要とされます』
怪異はまだ、やさしく言う。
責めもしない。
急かしもしない。
ただ、こっちに来ればほしいものを全部並べてやると、そういう顔で待っている。
でも、あっちはやさしすぎた。
俺が言いたくないことは聞かない。
みっともない本音を言わせない。
きれいな返事だけを先にくれる。
それが急に、ひどく気持ち悪かった。
理玖は、まだ俺を引っ張らない。
逃げようと思えば、たぶんこの手は振りほどける。
そのくらいの力で、でもずっと離さない。
こいつだって、さっき呼ばれたばかりだ。
顔色もまだ完全じゃない。
それなのに、俺の言葉を待ってる。
その待ち方が、妙に痛かった。
「霧島」
呼ぶと、理玖がまっすぐこっちを見る。
「……お前は」
そこまで言って、喉が詰まる。
列車の音が近い。
拍手も、匂いも、声も、まだ全部そこにある。
それでも、もうさっきみたいにそっちだけは見られなかった。
だって、あの光の中には本物の理玖がいない。
今、俺の手を握って、少し心配そうな顔で、でも一歩も引かずに待ってるこいつがいない。
俺はようやく真正面から理玖を見た。
「役目が終わっても、学校が終わっても」
声が、少し震える。
「お前は俺を必要としてくれるの?」



