明けぬ空に、君を想う

その時、微かに聞こえた。

喪月が陽真に問いかけたのだ。


「なぜ、、、超えられる?自分の力の、遥か上を出せるのだ!?」


ここからでも、はっきりと見えた。

陽真は、力は弱めない。
だけど、その表情は揺れた。

そして答えた。


「心の底から、守りたいと思ったんだ、、、」

「ーー」

「大切な人がいるんだ。」


強く、優しい顔で答えた。


「陽真、、、」

「だから、終わらせる!」


空気が震えた。
夜空が白く染まる。

陽真は、更に霊力を上げる。


「雲が、、、!」


雲が集まったように見えた。
そして、雷が落ちるように陽真の刀に向かう。


「うおおーっ!」


ジリジリッ!
バーン!

どこまでも音が響いた。

陽真の霊雷を含んだ刀は、喪月に突き刺さる。


「ーーなん、だと、、、」


喪月は、崩れていく。


「そんなことが、、、」


低い声で、目を見開いていた。