言香の花嫁は、鍵穴の先を覗く

和風ファンタジー

言香の花嫁は、鍵穴の先を覗く
作品番号
1778445
最終更新
2026/03/27
総文字数
8,447
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 人の言葉に混じる本音を、匂いとして嗅いでしまう娘・藤代ゆかり。
 婚礼の祝福も求婚の甘さも、その裏にある嫉妬や打算までわかってしまうせいで、彼女は誰かの好意を素直に受け取れずにいました。

 そんなゆかりは、夕暮れの橋で濁った縁鍵に出会い、壊れた契りを封じる鍵守寮筆頭・雨宮圭介と知り合います。
 無愛想で、強くて、けれどどこか寂しそうな圭介は、都で続く婚礼騒ぎを追うため、ゆかりに婚約者役を頼みます。

 契約から始まる仮の婚約。
 橋の欄干や蔵の鍵穴から広がる異界。
 家のために選ばれる結婚と、自分の意志で選び直す恋。

 香りで本音を探る娘と、偽りの契りを断ち切る青年が、都に仕組まれた「もっとも揉めにくい良縁」の正体へ迫る、和風恋愛ファンタジーです。
 謎を解くたび距離が縮まり、口ではつれないのに行動だけはやさしい二人が、朝焼けの路地でどんな答えを選ぶのか、見届けていただけたらうれしいです。
あらすじ
 人の本音を匂いで嗅ぎ取る藤代ゆかりは、夕暮れの橋で綻びを封じる鍵守・雨宮圭介と出会う。都で続く婚礼騒ぎを追うため、二人は仮の婚約者として行動を共にすることに。偽りの良縁を押しつける仕組みへ挑むうち、ゆかりは疑うためではなく守るために力を使うと知り、圭介もまた誰かを信じることを学んでいく。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop