2023年4月12日:ごめんね、翔太
はじめまして。
1歳の息子・翔太を育てている聖子です。
翔太は重度の食物アレルギーを持って生まれてきました。
卵、小麦、乳製品……いくつも陽性反応が出て、検査結果を見たとき、胸が締めつけられました。
ごめんね、翔太。
お腹の中で、ちゃんと守ってあげられなかったのかな。
私の体質のせい?
妊娠中の食事のせい?
「お母さんのせいじゃないですよ」と先生は言ってくれたけれど、
それでも、どうしても自分を責めてしまう。
でも、泣いてばかりじゃいられない。
あなたが安心して食べられるものを、
ママが探すよ。ママが作るよ。
それが、私にできることだから。
2023年6月15日:1回食スタート
今日から離乳食が始まりました。
主治医と相談して、まずはアレルギー反応の出にくいお米から。
少量を、慎重に。
スプーンを口元に運ぶとき、正直、怖かった。
もし反応が出たらどうしようって。
翔太は、少し不思議そうな顔をして、もぐもぐ。
何事もなく飲み込めました。
その瞬間、涙が出ました。
食べられる。
この子は、ちゃんと生きていける。
最近は食材の産地や栽培方法も、以前より気にするようになりました。
できるだけシンプルなものを。
でも、極端になりすぎないように、とも思っています。
2023年9月02日:不安と情報
アレルギーについて調べれば調べるほど、原因が溢れてきます。
添加物、農薬、腸内環境、電磁波、ストレス……。
どれも正しそうで、どれも決定打ではない。
でも、やっぱり私が悪かったのでしょう。きっとそうなのだと思います。
スーパーのベビーフード売り場で、裏面表示を何度も読み返してしまいました。
怖い。
でも、全部を敵にしてしまうのも違う。
私の不安が、翔太を縛ってしまわないようにしないといけませんね。
それでも、もし、本当にもっと自然な方法があるなら。
知りたいと思ってしまいます。
2023年11月20日:勉強会
知人に誘われ、小さな勉強会に参加しました。
自然栽培や腸内環境について学ぶ会。
そこで『土のゆりかご』というグループの代表・Mさんの話を聞きました。
「真の免疫は、母なる大地の記憶からしか得られない」
少し強い言葉。
でも、不思議と心に残りました。
医療を否定するわけではない。
ただ、自然の力をもっと信じてもいいのでは、と思ったのです。
翔太を抱いて帰り道を歩きながら、私はずっと考えていました。
守るって、どういうことだろう。
皆さんのご意見もいただきたいです。
2023年11月25日:個人面談
Mさんと個人的に話す機会がありました。
翔太を抱いてもらうと、じっと顔を見つめて泣かないのです。
「この子は敏感ですね。環境の影響を強く受けるタイプだ」
そう言われて、なぜか救われた気がしました。
「火を通しすぎないこと。水にも気をつけてください」
そう言って、小さな瓶を手渡されました。
少し濁った水。深層水だそうです。
迷っています。
でも、試してみたい気持ちもある。
ごめんね、翔太。
ママ、まだ揺れてる。



