結局、友達の家を迂回し、お姉さんに借りたBL漫画を読まされる羽目になり。
「違うって言ったのに……」
さらには追加で、BL漫画が机の上に置いてあった。しおりにはお姉さんからの伝言で「レビュー期待しているね!可愛い美少年よ」とつけられていた。
「はぁー」
昼休み食事を終え、裏庭に出向いた。
そろりと壁からとりあえず覗き込むと本郷先輩はびよーんと伸びる猫を抱き上げ見つめていた。
ね……猫は伸びる、液体という話も聞いたことはあるけどあれは伸びすぎだ。
そしてなにより可愛い。落ち着いているのか全然逃げたりしない。だから、可愛いと思えてしまうのか。
それでも先輩は全然笑ってない。
何してるんだろう……。ぶらんぶらんと横振りをしていた。
もう少し覗こうと体を出した途端猫は先輩の拘束から逃げた。
「あっ」まずい。
先輩はこちらを見ていた。
「あ、あのすみません、ぼ、僕も猫触ってみたくて」
「あーどうぞ」
先輩と会話してしまった。
さりげなく伝えた言葉は先輩の横ポジションをゲットしたのだった。
横にいるだけで緊張するんだけど、でも少し近づけたのはラッキーだ。先輩から猫の匂いする……。
それに先輩の足って大きいんだ。
しかし僕はひそひそ声を耳にする。
「ちょっとなにあのチビ!! 先輩の顔を撮れないじゃないの」という声だ。
「え?」
後ろを向くと三年の先輩方が見ていた。
僕は思わず立ち上がろうとした時腕を引かれた、そしてバランスを崩し倒れそうになったが先輩の掌に受け止められた、それはまるでバスケットボールを片手で掴んだ時と同じ感覚みたいに。
なぜかその行為にドキドキが止まらない。
「ノワール来たから静かにして」
「あ、はい」
草陰に隠れていた、黒猫は恐る恐る近寄ってきた。
僕は再度、横ポジションにいた。礼も言えず先輩の横にただただ座っていた、手を伸ばすと
黒猫のノワールは先輩の足にすり寄っていた。
「んにゃぁあっ」
ゴロゴロと喉を鳴らす音も聞こえた、懐いているんだ。可愛い。
手を出そうとすると黒猫は後ろに引いた。
「にゃうぅっ」
「違う、ダメだよ猫は警戒心が強いんだ、そんなことも知らないの?」
「え、あ、はい……」
どうしよう、思わず来ちゃったけど先輩の邪魔だったかも、やっぱ様子見てから話しかければよかったかもしれない。
下を向いていると先輩の顔が近づいていることに気がつかなくて顔を上げた瞬間に僕は後ろに手をついた。
「いっ……」
「違うって言ったのに……」
さらには追加で、BL漫画が机の上に置いてあった。しおりにはお姉さんからの伝言で「レビュー期待しているね!可愛い美少年よ」とつけられていた。
「はぁー」
昼休み食事を終え、裏庭に出向いた。
そろりと壁からとりあえず覗き込むと本郷先輩はびよーんと伸びる猫を抱き上げ見つめていた。
ね……猫は伸びる、液体という話も聞いたことはあるけどあれは伸びすぎだ。
そしてなにより可愛い。落ち着いているのか全然逃げたりしない。だから、可愛いと思えてしまうのか。
それでも先輩は全然笑ってない。
何してるんだろう……。ぶらんぶらんと横振りをしていた。
もう少し覗こうと体を出した途端猫は先輩の拘束から逃げた。
「あっ」まずい。
先輩はこちらを見ていた。
「あ、あのすみません、ぼ、僕も猫触ってみたくて」
「あーどうぞ」
先輩と会話してしまった。
さりげなく伝えた言葉は先輩の横ポジションをゲットしたのだった。
横にいるだけで緊張するんだけど、でも少し近づけたのはラッキーだ。先輩から猫の匂いする……。
それに先輩の足って大きいんだ。
しかし僕はひそひそ声を耳にする。
「ちょっとなにあのチビ!! 先輩の顔を撮れないじゃないの」という声だ。
「え?」
後ろを向くと三年の先輩方が見ていた。
僕は思わず立ち上がろうとした時腕を引かれた、そしてバランスを崩し倒れそうになったが先輩の掌に受け止められた、それはまるでバスケットボールを片手で掴んだ時と同じ感覚みたいに。
なぜかその行為にドキドキが止まらない。
「ノワール来たから静かにして」
「あ、はい」
草陰に隠れていた、黒猫は恐る恐る近寄ってきた。
僕は再度、横ポジションにいた。礼も言えず先輩の横にただただ座っていた、手を伸ばすと
黒猫のノワールは先輩の足にすり寄っていた。
「んにゃぁあっ」
ゴロゴロと喉を鳴らす音も聞こえた、懐いているんだ。可愛い。
手を出そうとすると黒猫は後ろに引いた。
「にゃうぅっ」
「違う、ダメだよ猫は警戒心が強いんだ、そんなことも知らないの?」
「え、あ、はい……」
どうしよう、思わず来ちゃったけど先輩の邪魔だったかも、やっぱ様子見てから話しかければよかったかもしれない。
下を向いていると先輩の顔が近づいていることに気がつかなくて顔を上げた瞬間に僕は後ろに手をついた。
「いっ……」
