昼休み、お弁当を食べに屋上へ向かった。本来なら要か神原と一緒に食べているけど、あいにく要は部活で呼び出され、神原は神原の友達と食堂に行ってしまった。
「2人とも俺をぼっち飯にして…許さねえー」
小声でぼやきながら屋上に出ると春の風が気持ちよかった。深呼吸をすると新鮮な空気が取り込まれ、肺が喜んでいる。
「あ、誰か寝てる。」
屋上の隅っこで、誰かが寝ている。顔の上にハンカチを乗せ、腕を頭の後ろに組んですうすうと気持ちよさそうな寝息を立てていた。
「誰だろ…ずっとここにいるのかな」
寝ている人の元へそっと近寄った時、なんの合図か、強い風が一気に吹いてきた。
「あっ!!」
顔の上に乗せていたハンカチが吹き飛ばされ、手を伸ばして掴もうとしたら目が合った。
「…………………!!」
俺は驚いて手に持っていたスマホとお弁当を落とした。だって、目の前にいたのは、いつもいつも見ていた鷲宮先輩だったから。
「せっ、先輩?!わ、鷲宮先輩?!どうしてここに、、、、」
「ん?お前、誰だ?」
「わ!ごめんなさい!突然目の前にいてびっくりしましたよね!!すみません、お邪魔しました!!」
落としたスマホとお弁当を拾い上げ、屋上を後にした。
喋っちゃた!!!最推し鷲宮先輩と!!しかも至近距離でお顔を拝めた!やばい心臓もたない!
ずっとずっと、遠くから眺めていた、鷲宮先輩が一瞬だけ自分だけを見ていた。推しに見つめられてこれ以上に嬉しいことはない。
一旦、帰ったら神原に報告…
でも、俺の報告がこの日、神原に届くことはなかった。
「2人とも俺をぼっち飯にして…許さねえー」
小声でぼやきながら屋上に出ると春の風が気持ちよかった。深呼吸をすると新鮮な空気が取り込まれ、肺が喜んでいる。
「あ、誰か寝てる。」
屋上の隅っこで、誰かが寝ている。顔の上にハンカチを乗せ、腕を頭の後ろに組んですうすうと気持ちよさそうな寝息を立てていた。
「誰だろ…ずっとここにいるのかな」
寝ている人の元へそっと近寄った時、なんの合図か、強い風が一気に吹いてきた。
「あっ!!」
顔の上に乗せていたハンカチが吹き飛ばされ、手を伸ばして掴もうとしたら目が合った。
「…………………!!」
俺は驚いて手に持っていたスマホとお弁当を落とした。だって、目の前にいたのは、いつもいつも見ていた鷲宮先輩だったから。
「せっ、先輩?!わ、鷲宮先輩?!どうしてここに、、、、」
「ん?お前、誰だ?」
「わ!ごめんなさい!突然目の前にいてびっくりしましたよね!!すみません、お邪魔しました!!」
落としたスマホとお弁当を拾い上げ、屋上を後にした。
喋っちゃた!!!最推し鷲宮先輩と!!しかも至近距離でお顔を拝めた!やばい心臓もたない!
ずっとずっと、遠くから眺めていた、鷲宮先輩が一瞬だけ自分だけを見ていた。推しに見つめられてこれ以上に嬉しいことはない。
一旦、帰ったら神原に報告…
でも、俺の報告がこの日、神原に届くことはなかった。

