バベルの黒猫

異世界ファンタジー

バベルの黒猫
作品番号
1773761
最終更新
2026/01/29
総文字数
2,976
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
かつて、バベルという町があった。

言葉が通じ、心が繋がり、未来を信じることができた町。
その町を守っていたのは、人間ではなく、五匹の黒猫だった。

神の怒りにより言葉を失った人間たちは、不安に飲み込まれ、争い、町を滅ぼした。
それでも黒猫たちは守り続けた。何も残らなくなるその日まで――。

そして彼らは、過ちを犯す。

守るために傷つけ、救うために罪を背負い、気付けば立っていたのは「地獄の入り口」。
神に与えられた条件は、たったひとつ。
人間に化け、人間を救え。世界を救う必要はない。英雄になる必要もない。
ただ、誰かの小さな願いに手を伸ばし、傷ついた心を癒すこと。
それができたなら、いつか、帰れるかもしれない。帰る場所に、もう何も残っていなくても。

それでも彼らは願った。

「もう一度、バベルへ」

これは、罪を背負った五匹の黒猫が、人の心に寄り添い続ける物語。

幸せとは何か。救いとは誰のためのものか。そして、願いは叶うのか。

これは、バベルの黒猫たちの「使命」の始まり。
あらすじ
かつてバベルの町を守っていた5匹の黒猫は、滅びゆく町を守るために人間を傷付けてしまい、地獄へ堕ちようとしていた。しかし神から与えられた救済の条件は「人間に化け、人間を救うこと」。小さな願いに寄り添い、傷ついた心を癒す中で、彼らは「幸せ」の本当の意味を知っていく。これは、罪を背負った黒猫たちが人の心を救う物語。

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