金木犀の恋歌


『金木犀の花が咲くたび、
貴方への恋心が募るの。

淡く儚いあたしの恋心。
オレンジ色の花みたいね。

想いを伝えられずに貴方から離れたあたし。

ごめんね、突然いなくなったりして。

いつか、あたしの夢を語ったあの日を
覚えているかな。

どうかこの(想い)
ペガサスに届きますように。

金木犀の香りの貴方は笑う。
金木犀みたいな貴方は笑う。

いつか夢が叶って、エクスカリバー
手に入れられたら、また会えるかな。

そんな淡い期待を抱いて、今日もまた
あたしは歌う。

忘れられない貴方の香り。
目を瞑っても、貴方を思い出す。

金木犀の花が咲くたび、
貴方への恋心が募るの。

淡く儚いあたしの恋心。
オレンジ色の花みたいね。』

曲が終わり、気づくと僕は涙を流していた。

もう、会えない。
その歌声を聴くことはできないと
思っていた。

だけど、君は夢を叶えて、
こうして僕に恋歌(ラブレター)を送ってくれた。

それが嬉しくて嬉しくて。

ありがとう、彩華(さやか)ちゃん。
僕も君のことが好きだ。

そんな想いが僕の背中を押した。