私の作品の「イリュミナシオン」はランボーからとっている。アメリカの乱暴なランボーじゃない。とはいえ、ランボーはよくできている作品だ。まるでウィトゲンシュタインと本居宣長を混ぜたようなユニバース。私たちはこれをユニバースと呼ぶ。戯言はさておき、ケンサク、カナタ、ヒナタ、ミオリは何をしているのだろうか。せっかく日南町にやってきたのにもったいない。彼らが戻って来るまで寝ることにした。
《秘匿大勇者ケンサク》
《勇者カナタ》
《勇者ヒナタ》
《大勇者ミオリ》
目が覚めた。いったいなんのことかわからない。彼らは現実に、この西暦2026年1月13日に生きている者たちだ。もう夜になっていた。「まるごう」も閉まっているだろう。この宿にはすっぽんがある。水槽に入っている。昔はさぞ繁盛していたのか、立派な庭もある。が、水はない。一滴もない。空を見上げると無限の星々が広がっていると思っていた。誤算だった。今日は曇りだった。
《秘匿大勇者ケンサク》
《勇者カナタ》
《勇者ヒナタ》
《大勇者ミオリ》
目が覚めた。いったいなんのことかわからない。彼らは現実に、この西暦2026年1月13日に生きている者たちだ。もう夜になっていた。「まるごう」も閉まっているだろう。この宿にはすっぽんがある。水槽に入っている。昔はさぞ繁盛していたのか、立派な庭もある。が、水はない。一滴もない。空を見上げると無限の星々が広がっていると思っていた。誤算だった。今日は曇りだった。



