殺し屋くんの『普通』の恋

ずっと好きだった初恋の人
そして僕をこの世界に連れ込んだ人
「責任持ってくださいよ」
「へいへい、わーっとるわ」
「分かってないじゃないっすか!」
笑顔がまぶしくて思わず頬を赤らめてしまう
「海人さん、この世界を普通に戻したら僕と結婚してください」
「え?」
「きょ、拒否権はないですからっ」
僕は返事が怖くて駆けだしそうになったその時
「いーで!この世界を平和に戻すまであと任務7つやし、なにより蜜のこと気に入ったから」
『蜜のこと気に入ったから』
その言葉に僕はときめいてしまう
「…ずるい…」
「何が!?」
僕の初恋の物語が幕を開けた