2025/6/8(日)
AM11:20
起床。
いや寝過ぎだろ。
ふと携帯に目を向けると、2時間前に1件LINEが入っていた。
結城からだ。別にこれまでもLINEはしてたはずなのに、何故か胸がときめく。
なんだよ、俺めっちゃ好きじゃん。
〈おはよう、ゆっくり休めた?〉
〈おはよう、今起きた〉
そう返信すると、顔を洗いに行く。
うわあ…めっちゃ顔浮腫んでるわ…
もう結城から返信が来た。
びっくりしたけど、なんだか大切にされてる気がして、悪くない。
〈ゆっくり休めたみたいだね笑笑〉
〈てか、今月の21・22、ちょっとしたお祭りみたいなあるらしいんだけど、行かない?〉
〈行きたい!〉
〈行こう、また日が近づいたら予定立てよっか〉
〈分かった!〉
付き合ってから、初めてのデートになるだろう。
梅雨だから、雨降らなければいいけど。
あと2週間もあるけど、既にワクワクしている。
明日は付き合ってから初めて学校で会う。
うわあ!!!緊張!!!!
_____
2025/6/8(月)
「遥斗、おはよう」
「…はよ」
「なんか疲れてる?」
言えない。緊張で寝られなかったとか、絶対に言えない。
「いやいや、学校が憂鬱で」
「そう?おれは遥斗に会えるから昨日のうちから楽しみだったけど」
「!!」
「何驚いてんの、俺もう彼氏だよ。」
「いや、まあそうなんだけど」
「もう俺を止めるものはなくなったし」
「止めるもの?」
周りからの目、とか。
友達だと思われてたこと、とか?
「うん、もうこれから遥斗を好き勝手できると思ったらたまらない」
これもう、一周まわってセクハラだろ
「何顔赤くしてんの、照れてんだ」
「は!?いや、照れてねえし!置いて行くぞっ」
「おいおい、待てって」
そう言って笑いながら着いてくる結城。
こいつはなんでこんなに余裕なんだ。
負けている気がして気に入らない。
「ほんとに可愛いな」
そう言いながら頭に手を置いてくる
人前だぞ
「え、ねえ…人いっぱいいるけど」
「関係ないでしょ。俺彼氏だし」
いや、まあそうなんだけど、確かにそうなんだけど。
それだけじゃなくない?ってぐらい一気に距離を縮めてきた気がする。
何が結城をそんなに封じ込めていたのか。
気になるところではあるが、もう付き合ったんだ。
何時でも聞ける。
これまでは焦って、聞きたいのに聞けない悶々とした気持ちを抱えていたけど、結城はもう俺のもの。
焦る必要は無い。
それだけでこれまでの焦りはなくなり、心は満たされていた。
___
2025/6/15(日)
〈もう来週だけど、どうしよっか。21と22どっち行きたい?〉
うーん。土曜日の方がゆっくり夜まで遊んだりできるし、21かな
〈21がいい!ゆっくり遊べるし〉
〈そうだね、次の日も休みだし。21にしようか。遥斗、朝はゆっくり寝たいタイプでしょ、集合はちょい遅めの12時とかどう?〉
〈非常に助かります。〉
〈じゃあ、決定で。〉
もうすでに俺の生活リズムまで把握してきてる。
シンプルに助かります。
もう来週か。部活が終わってから、1日1日過ぎるのがすごく早い。
これ、卒業まで一瞬だな。
_____
2025/6/21(土)
雨…降ってるな
1番心配してたことが起きた
「おい、遥斗。お前今日あの坊ちゃんと遊び行くって言ってなかった?」
「言った…」
「雨だねぇ」
「そうだな」
「どうしようねぇ」
「…なに???」
これまで姉ちゃんは俺の遊びの予定とか一切気にしたこと無かったのに。
「家呼んだら?」
「…はっ!?」
「何驚いてんの」
「いやいやいやいや」
「焦りすぎだろ」
家に呼ぶって、そういうこと、だろ。
「お前何考えてんだよ。実家だぞ。お父さんお母さんは出張で居ないにしろ。私いるから。そんな初っ端から飛ばさないだろ、坊ちゃんも」
「あぁ、確かに」
そういえば、両親は先週から来週まで出張でいない。
「しかも明日休みでしょ?泊まっていきな〜って言え」
「言えって…」
一発目から家で二人きりは緊張する。
逆に姉ちゃんいてくれるとありがたいかも
〈遥斗、今日どうする?雨だし無理やり行かなくても〉
〈うち来る?〉
〈え?〉
〈姉ちゃんもいるし、会いたいって。明日休みだし泊まっていってもいいよ〉
〈お言葉に甘えようかな〉
〈うん、姉ちゃんと駅まで迎えに行くし、最寄りついたら教えて〉
〈分かった、ありがとう〉
「姉ちゃん、結城来るって」
「おっけ〜」
とりあえず、結城の到着待ちだが…
初デートから家って…
その時点で十分かっ飛ばしてる気がするけどな。
姉ちゃんいるし、まあ実家だし。
十分静止材はあるだろう。
__
〈駅、あと10分ぐらいで着きそう〉
〈分かった、連絡ありがとう〉
「もうすぐ駅つくって〜」
「ぼちぼち行くか」
姉ちゃんの車に乗りこみ、駅へ向かう。
今から結城が俺の家に来る。
やけに緊張、する…
AM11:20
起床。
いや寝過ぎだろ。
ふと携帯に目を向けると、2時間前に1件LINEが入っていた。
結城からだ。別にこれまでもLINEはしてたはずなのに、何故か胸がときめく。
なんだよ、俺めっちゃ好きじゃん。
〈おはよう、ゆっくり休めた?〉
〈おはよう、今起きた〉
そう返信すると、顔を洗いに行く。
うわあ…めっちゃ顔浮腫んでるわ…
もう結城から返信が来た。
びっくりしたけど、なんだか大切にされてる気がして、悪くない。
〈ゆっくり休めたみたいだね笑笑〉
〈てか、今月の21・22、ちょっとしたお祭りみたいなあるらしいんだけど、行かない?〉
〈行きたい!〉
〈行こう、また日が近づいたら予定立てよっか〉
〈分かった!〉
付き合ってから、初めてのデートになるだろう。
梅雨だから、雨降らなければいいけど。
あと2週間もあるけど、既にワクワクしている。
明日は付き合ってから初めて学校で会う。
うわあ!!!緊張!!!!
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2025/6/8(月)
「遥斗、おはよう」
「…はよ」
「なんか疲れてる?」
言えない。緊張で寝られなかったとか、絶対に言えない。
「いやいや、学校が憂鬱で」
「そう?おれは遥斗に会えるから昨日のうちから楽しみだったけど」
「!!」
「何驚いてんの、俺もう彼氏だよ。」
「いや、まあそうなんだけど」
「もう俺を止めるものはなくなったし」
「止めるもの?」
周りからの目、とか。
友達だと思われてたこと、とか?
「うん、もうこれから遥斗を好き勝手できると思ったらたまらない」
これもう、一周まわってセクハラだろ
「何顔赤くしてんの、照れてんだ」
「は!?いや、照れてねえし!置いて行くぞっ」
「おいおい、待てって」
そう言って笑いながら着いてくる結城。
こいつはなんでこんなに余裕なんだ。
負けている気がして気に入らない。
「ほんとに可愛いな」
そう言いながら頭に手を置いてくる
人前だぞ
「え、ねえ…人いっぱいいるけど」
「関係ないでしょ。俺彼氏だし」
いや、まあそうなんだけど、確かにそうなんだけど。
それだけじゃなくない?ってぐらい一気に距離を縮めてきた気がする。
何が結城をそんなに封じ込めていたのか。
気になるところではあるが、もう付き合ったんだ。
何時でも聞ける。
これまでは焦って、聞きたいのに聞けない悶々とした気持ちを抱えていたけど、結城はもう俺のもの。
焦る必要は無い。
それだけでこれまでの焦りはなくなり、心は満たされていた。
___
2025/6/15(日)
〈もう来週だけど、どうしよっか。21と22どっち行きたい?〉
うーん。土曜日の方がゆっくり夜まで遊んだりできるし、21かな
〈21がいい!ゆっくり遊べるし〉
〈そうだね、次の日も休みだし。21にしようか。遥斗、朝はゆっくり寝たいタイプでしょ、集合はちょい遅めの12時とかどう?〉
〈非常に助かります。〉
〈じゃあ、決定で。〉
もうすでに俺の生活リズムまで把握してきてる。
シンプルに助かります。
もう来週か。部活が終わってから、1日1日過ぎるのがすごく早い。
これ、卒業まで一瞬だな。
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2025/6/21(土)
雨…降ってるな
1番心配してたことが起きた
「おい、遥斗。お前今日あの坊ちゃんと遊び行くって言ってなかった?」
「言った…」
「雨だねぇ」
「そうだな」
「どうしようねぇ」
「…なに???」
これまで姉ちゃんは俺の遊びの予定とか一切気にしたこと無かったのに。
「家呼んだら?」
「…はっ!?」
「何驚いてんの」
「いやいやいやいや」
「焦りすぎだろ」
家に呼ぶって、そういうこと、だろ。
「お前何考えてんだよ。実家だぞ。お父さんお母さんは出張で居ないにしろ。私いるから。そんな初っ端から飛ばさないだろ、坊ちゃんも」
「あぁ、確かに」
そういえば、両親は先週から来週まで出張でいない。
「しかも明日休みでしょ?泊まっていきな〜って言え」
「言えって…」
一発目から家で二人きりは緊張する。
逆に姉ちゃんいてくれるとありがたいかも
〈遥斗、今日どうする?雨だし無理やり行かなくても〉
〈うち来る?〉
〈え?〉
〈姉ちゃんもいるし、会いたいって。明日休みだし泊まっていってもいいよ〉
〈お言葉に甘えようかな〉
〈うん、姉ちゃんと駅まで迎えに行くし、最寄りついたら教えて〉
〈分かった、ありがとう〉
「姉ちゃん、結城来るって」
「おっけ〜」
とりあえず、結城の到着待ちだが…
初デートから家って…
その時点で十分かっ飛ばしてる気がするけどな。
姉ちゃんいるし、まあ実家だし。
十分静止材はあるだろう。
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〈駅、あと10分ぐらいで着きそう〉
〈分かった、連絡ありがとう〉
「もうすぐ駅つくって〜」
「ぼちぼち行くか」
姉ちゃんの車に乗りこみ、駅へ向かう。
今から結城が俺の家に来る。
やけに緊張、する…
