母を殺したひと夏の果てに

ヒューマンドラマ

光野凜/著
母を殺したひと夏の果てに
作品番号
1770422
最終更新
2025/12/27
総文字数
6,461
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
暴力と恐怖に支配された家の中で、生きる意味を見失っていた「私」。
唯一の居場所だった彼との時間も、母に見つかれば壊される日常だった。

ある夜、すべてが決定的に壊れる出来事が起こる。
床に広がる血、倒れた母、震える彼――
このままここにいれば、世界は彼を奪い、真実を知らない“正義”がすべてを踏みにじる。

だから私は、逃げることを選んだ。

未来も、保証も、居場所もない。
それでも、手をつないで夕焼けの中へ飛び出したこの瞬間だけは、確かに生きていると思えたんだ。

これは、破滅へ向かうかもしれないふたりが、
それでも自分たちの意志で名付けた――
たった一度の「青春」の物語。
あらすじ
誰も助けてくれない夏、私たちは互いに手を握った。

目次

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