きみに触れるまで、物語は始まらない

青春・恋愛

きみに触れるまで、物語は始まらない
作品番号
1770226
最終更新
2025/12/24
総文字数
1,563
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
この物語は、
ページをめくるだけでは、完成しない。

主人公が耳を澄ませるとき、
あなたも、音を聞いてほしい。
立ち止まるとき、
あなたも、その場に立ってほしい。
そして、誰かの名前を呼ぶとき、
あなた自身の声で、確かめてほしい。

これは、読む恋ではない。
感じる恋だ。

言葉にできなかった感情。
触れたいのに触れなかった距離。
残したかったのに、保存しなかった瞬間。

それらは、説明されない。
代わりに、あなたの五感が物語を受け取る。

スマホを取り出してもいい。
何も撮らなくてもいい。
共有しても、誰にも見せなくてもいい。

大切なのは、
「その瞬間、あなたがそこにいた」
という事実だけ。

この物語は、
主人公と、あなたの体験が重なったとき、
はじめて、恋になる。

――さあ、触れて。
きみに触れるまで、
物語は、始まらない。
あらすじ
感情を言葉にするのが苦手な高校生・朝霧透は、五感で世界を記録する少女・一ノ瀬紬と出会う。
音を聞き、匂いを覚え、触れた瞬間を残す——彼女と過ごす時間の中で、透は「感じること」そのものに向き合い始める。
これは読むだけの物語ではない。
行動し、体験した先で、初めて恋が立ち上がる青春恋愛小説。

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