終焉の戦歌

歴史・時代

終焉の戦歌
作品番号
1768294
最終更新
2025/12/08
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
世界を滅ぼしかけた元凶は、ただの鉱石だった。

エーテリウム――それは莫大な力と引き換えに文明を焼き払い、五百年前、暴君アーサーによって世界を支配下に置いた戦争の石である。
全ての国が手を組み、命を賭して彼を封じたことで、大陸にようやく平和が訪れた。

しかし今、その石が再び世界へ広がり始めていた。

四つの大国――サルディア帝国、ヴェルダ共和国、カドリア王国、セラン連邦。

互いに疑い、探り合い、そして石を求める影が深まり、長く続いた均衡はゆっくりと、確実に亀裂を生じさせていく。

そんな時、旧戦場の調査に赴いていた青年エドワード・ニコラス・メイソンは、廃墟の中に石の残響を感じ取った。
彼にだけ反応するエーテリウム。

その異常は瞬く間に各国の諜報網へ伝わり、エドワードは否応なく、世界規模の争奪戦へと巻き込まれていく。

だが、それは序章にすぎない。

大陸の各地で、封印の崩壊を思わせる異変が起こり始めていた。

大地を揺らす脈動、空を焦がす黒い光、そして夢に現れるかつての王の影。
封印が弱まりつつある――その事実が明らかになった時、四勢力の対立はさらに激化し、戦争は避けられない未来へと傾いていく。

エドワードが掴む真実。
それは、彼自身が封印に深く関わる存在であるという運命だった。

世界を割った石が、再び動き出す。

五百年前の戦いが、再び繰り返されようとしていた。

エドワードは、自分の意志でこの戦争へ立ち向かうことを決意する。

――これは、戦争の石に翻弄された世界が、もう一度未来を選び直す物語。


おすすめ作品です。

この作品は書籍化を目指しているものです。

編集部様見てくださいぃぃぃ
あらすじ
かつて世界を焼き尽くしたのは、1つの鉱石、エーテリウム
栄光と破滅をもたらしたその力を手に、支配の王・アーサーは世界を征した

そして、すべての国が手を組み、彼を封印した五百年前の話
今、歴史が再び動き出す
エーテリウムの再普及とともに、四つの大国が再び争いの渦へと引きずり込まれていく

その中に現れた1人の青年
彼はまだ、自分の運命を知らない
そしてこの戦いが、ただの戦争では終わらないことも

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