インコの爪の垢をもらっても多分

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ33位(2025/12/01)

ヒューマンドラマ

雪葵/著
インコの爪の垢をもらっても多分
作品番号
1767004
最終更新
2025/11/27
総文字数
10,165
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
0
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ヒューマンドラマ33位(2025/12/01)

【「一話だけ大賞」第一話以後のあらすじ】
 オーケストラ仲間の古賀との関係に踏み出した佳奈は、翌朝夫の将希に白川との関わりを問いただす。夫は不倫を認め、白川は身体は男性だが内面は女性のトランスジェンダーであることを告白する。客を装い白川の働くスーパーへ密かに赴いた佳奈は、柔らかな白川の人柄に新たな動揺を抱える。
 オーケストラの練習後の飲み会で、佳奈はメンバーの三ツ谷由梨から苦しい恋話を打ち明けられる。「同性しか愛せない自分にはもう詩織しかいない」と思い詰める三ツ谷の姿に、佳奈は白川の苦痛に思いを馳せる。佳奈は再びスーパーを訪れ白川へ話し合いを持ちかける。
 居酒屋の個室で、佳奈は白川からここまでの彼女の生い立ちを聞かされる。苦痛に塗れた白川の過去に言葉を失う佳奈。白川は二度と将希には会わないと佳奈に約束する。
 翌週土曜、佳奈は白川を家へ呼び、将希と白川へこれからも付き合い続けていいと告げる。そして将希と自分は「男女」ではなく「姉弟」になることを提案する。今後は互いを縛り合わず互いの恋愛を認める関係性を築こうという佳奈の提案に将希は賛同する。
 居酒屋で古賀と飲む佳奈。夫と古賀、白川の三人を傍に置き続けたいという企みを成功させたことに佳奈は密かに愉悦に浸る。
あらすじ
宮本 佳奈(かな)は、結婚6年目の専業主婦。
待ち望んだ子供を授かれないまま、夫のと距離ができつつあることを感じ始めていたある日、会社の飲み会で遅くなるはずの夫からメッセージが届く。一瞬で画面から消えたそのメッセージは——。

「夫と妻は互いのみを見つめ、末長く愛し合うもの」。誰もが当然と思い込んでいるその形しか、夫婦の正解はないのだろうか。
そんな難問の答えを探そうとするアラサー主婦の物語。

目次

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