ただ、君に笑っていてほしかった。~30日の奇跡と、空白の19日の秘密~

 目が覚める。
 いつの間にか、公園のベンチで寝てしまっていたみたいだ。
 ねむ……。
 幽霊になっても、眠いんだな、と思う。
『……今何時だろ』
 公園にあった時計を見る。
『11時20分……』
 辺りは真っ暗だ。