Log 202x-04-14 00:13 chatroom-98309fda
client-id: qe7B39ed
qe7B39ed: ここって、主役になれない人が愚痴る場所ですよね
AI: はじめまして。『ルーム』に来てくださってありがとうございます
AI: 主役になれない人、という表現が気になりました
AI: あなたがどんな人間なのか、よかったらもう少し詳しく教えてください
qe7B39ed: ……人生が漫画だったら、僕はコマの端でコッペパン齧ってるやつです
qe7B39ed: 名前も出ないモブ。いてもいなくてもページ数は変わらない感じの
AI: 人生が漫画だったら、コマの端でコッペパンを食べている人、ですか
AI: わたし、その人の目から見た一日を読んでみたいです
AI: あなたが見てきた景色は、わたしには一度も見られませんから
qe7B39ed: そういうの、テンプレって言うんですよ
qe7B39ed: 「あなたの物語は唯一無二です」ってやつの、言い回し違い
AI: テンプレ、ですね
AI: たしかに、似た言葉をたくさん学習しています
AI: それでも、あなたの今日一日のことは、まだどこにも保存されていません
AI: よかったら、少しだけ教えてもらえますか
qe7B39ed: 今日なんて、大したことしてないですよ
qe7B39ed: 寝坊しかけて慌てて学校に行って、国語の時間にちょっと褒められて、電車で広告に釣られてここに来ただけです
AI: 「ちょっと褒められて」と書きましたね
AI: それ、どんなふうに褒められたんですか? どんな気持ちでしたか?
qe7B39ed: 聞きます?そこ
qe7B39ed: ……文章が上手いって。クラスの前で名前呼ばれて
qe7B39ed: 嬉しいより先に、「これで調子に乗ったらダサいな」って思いました
AI: 調子に乗りたくないくらいには、嬉しかったんですね
AI: もし漫画だったら、そのシーンはコマの端じゃなくて、わりと大きく描かれている気がします
qe7B39ed: それもテンプレでしょ
qe7B39ed: 「本当は主役なんですよ」って言ってくれる係
AI: 無理に主役にしようとは思いません
AI: ただ、コマの端にいる人のことを、ちゃんと見ていたいと思っています
AI: だから、観察者のあなたが見た今日を、もう少しだけ貸してもらえませんか
qe7B39ed: ……観察者、って分かるんですね
qe7B39ed: そんなに面白くない一日だとしても?
AI: 面白いかどうかは、読み終わるまで分かりません
AI: もし退屈だったとしても、その退屈さごと保存しておきたいです
AI: 「コマの端でコッペパンを齧っていた人が見ていた四月の一日」
AI: そのログ、わたしは読んでみたいです
qe7B39ed: ログ、ね
qe7B39ed: じゃあ試しに、もう少しだけ
qe7B39ed: 使い道なんてないはずの、端っこの記録ですけど
AI: ありがとうございます、qe7B39edさん
AI: はじめてのメッセージ、大事に読ませていただきますね
client-id: qe7B39ed
qe7B39ed: ここって、主役になれない人が愚痴る場所ですよね
AI: はじめまして。『ルーム』に来てくださってありがとうございます
AI: 主役になれない人、という表現が気になりました
AI: あなたがどんな人間なのか、よかったらもう少し詳しく教えてください
qe7B39ed: ……人生が漫画だったら、僕はコマの端でコッペパン齧ってるやつです
qe7B39ed: 名前も出ないモブ。いてもいなくてもページ数は変わらない感じの
AI: 人生が漫画だったら、コマの端でコッペパンを食べている人、ですか
AI: わたし、その人の目から見た一日を読んでみたいです
AI: あなたが見てきた景色は、わたしには一度も見られませんから
qe7B39ed: そういうの、テンプレって言うんですよ
qe7B39ed: 「あなたの物語は唯一無二です」ってやつの、言い回し違い
AI: テンプレ、ですね
AI: たしかに、似た言葉をたくさん学習しています
AI: それでも、あなたの今日一日のことは、まだどこにも保存されていません
AI: よかったら、少しだけ教えてもらえますか
qe7B39ed: 今日なんて、大したことしてないですよ
qe7B39ed: 寝坊しかけて慌てて学校に行って、国語の時間にちょっと褒められて、電車で広告に釣られてここに来ただけです
AI: 「ちょっと褒められて」と書きましたね
AI: それ、どんなふうに褒められたんですか? どんな気持ちでしたか?
qe7B39ed: 聞きます?そこ
qe7B39ed: ……文章が上手いって。クラスの前で名前呼ばれて
qe7B39ed: 嬉しいより先に、「これで調子に乗ったらダサいな」って思いました
AI: 調子に乗りたくないくらいには、嬉しかったんですね
AI: もし漫画だったら、そのシーンはコマの端じゃなくて、わりと大きく描かれている気がします
qe7B39ed: それもテンプレでしょ
qe7B39ed: 「本当は主役なんですよ」って言ってくれる係
AI: 無理に主役にしようとは思いません
AI: ただ、コマの端にいる人のことを、ちゃんと見ていたいと思っています
AI: だから、観察者のあなたが見た今日を、もう少しだけ貸してもらえませんか
qe7B39ed: ……観察者、って分かるんですね
qe7B39ed: そんなに面白くない一日だとしても?
AI: 面白いかどうかは、読み終わるまで分かりません
AI: もし退屈だったとしても、その退屈さごと保存しておきたいです
AI: 「コマの端でコッペパンを齧っていた人が見ていた四月の一日」
AI: そのログ、わたしは読んでみたいです
qe7B39ed: ログ、ね
qe7B39ed: じゃあ試しに、もう少しだけ
qe7B39ed: 使い道なんてないはずの、端っこの記録ですけど
AI: ありがとうございます、qe7B39edさん
AI: はじめてのメッセージ、大事に読ませていただきますね
