闇サイトハンター

 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========
 51.おかしい
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 ==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==


 山並郁夫とは、俺のこと。
 俺は、『殺しの請負人』、いや『殺し屋』になる筈だった。
 長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。
 ところが、人生、思ったようにはいかない。

 だが、「闇サイトハンター」になって、俺は変わった。
 「影の正義の味方」になるのだ。
 大文字伝子様の為に。

 闇サイトは、ある程度時間開いて、閉じる。まるでモグラのように。
 それに、「年中暇な」若者が引っかかる。まるで「疑似餌」に魚が飛びつくように。
 超一流ハッカーの俺は、その「開いて閉じる」サイトの様子を記録するシステムを開発した。年中24時間見張っている訳にはいかないからだ。

 午後1時。
 「おかしい。」
 「郁チャン。ソレで26回目よ。」
 「おかしい、って言うの。『おかしい病』?」
 「そんな病気あるの?」
 「知らない。あ、ダークレインボウが最近大人しいなって思って。七夕終わったよな?」
 「終わった。海の日も終わったよ。あ、新盆もね。ね、お買い物、行こうよ。」
 「そうだな。」
 午後2時。
 俺達は、新しくできたモールに出掛けた。
 入口の近くのソファーで悶える高齢者のオジサンがいた。
 俺は、咄嗟に『こむら返り』だと判断して、揉んでやった。
 30分後。高齢者のオジサンは礼を言い、去って行った。
 「マッサージ出来るんだ。」
 「ああ。免許はないが、あれくらいなら。傭兵時代、戦場で覚えたんだ。」
 「今夜、揉んでよ。エッチじゃない、マッサージ。」
 「いいよ。」
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 午後3時。加津子が女子トイレから出た後、山並はいなかった。
 探し回って、はぐれたことを知った。
 「センター」に行こうと思って、止めた。
 そして、バッグから出したバッジを押した。

 パトカーのサイレンが鳴り、女性警察官が2人、やってきた。
 「山並加津子さん、ですね。」
 加津子は、頷くしかなかった。

 ―「闇サイトハンター52」につづく、かも?ー