闇サイトハンター

 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========

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 ==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==


 山並郁夫とは、俺のこと。
 俺は、『殺しの請負人』、いや『殺し屋』になる筈だった。
 長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。
 ところが、人生、思ったようにはいかない。

 だが、「闇サイトハンター」になって、俺は変わった。
 「影の正義の味方」になるのだ。
 大文字伝子様の為に。

 闇サイトは、ある程度時間開いて、閉じる。まるでモグラのように。
 それに、「年中暇な」若者が引っかかる。まるで「疑似餌」に魚が飛びつくように。
 超一流ハッカーの俺は、その「開いて閉じる」サイトの様子を記録するシステムを開発した。年中24時間見張っている訳にはいかないからだ。

 午前8時半。姉貴こと妻の加津子の家。
 俺は、PCの前で座ってフリーズではなく、スムーズに対処した。
 『浴衣の大量購入』。しかも時機が時機だ。
 イベントを探す。これだ!!
 理由は分からないが、深夜のメッセージと合わせると、見えてくる。
 俺は、急いで草薙さんにメールを送った。
 汚名挽回だ・・・ん?汚名返上名誉挽回だ。

 「何、ニタニタ笑ってるの、郁チャン。」
 今度は、充分間に合った、と教えたら姉貴、いや加津子は、折角着替えた服を脱ぎ始めた。
 「お祝いしよ。後で鯛、買いに行こう。」

 3回戦終えた俺は、加津子をバイクの後ろに乗せ、スーパーに向かった。
 釜揚げしらすも買ったが、鯛も買った。
 今日は、鯛の「尾頭付き塩焼き」に鯛飯だ。
 店長がやってきた。
 この前のお礼だ、と、そっとクーポン券を渡してくれた。
 「よっしゃ、ラッキー!!」
 叫んでバイクに跨がると、後ろに跨がった加津子も、「よっしゃ、ラッキー!!」と叫んだ。

 帰宅途中、3回も渋滞があったが、気にならなかった。

 帰宅したら、加津子は料理しながら、「よっしゃ、ラッキー!!」と叫んでいた。

 似た者夫婦か?

 ―完―