分かりやすくはなかった、けれどその声と心の中にじんわりと広がる存在を知って「あの子だ」って思った。
母親に殺されてしまった妹であるえれなは今でも私の中にいる。
お母さんでもなくすずりに取り憑くでもなく私の中にいるからこそ、えれなに申し訳なかった。
えれなはきっと私を頼ってた、助けて欲しいって思ってた。なのに私は中絶のことも、何も知らなかった。
それなのにすずりが私に嫉妬するぐらいすずりのことを可愛がってあげて、よくえれなから「私は?」ってすずりを知らないみたいに言われて。
私は罪に塗れている。この罪を罪が欲しい人にあげられたらいいのに。
「お姉ちゃん、あの子に飲み物買ってあげるの?」
えれなは生まれていたらもう11歳。成長したとわかるけれど11歳だと理解できない。
すずりが妹として生まれた二度目。
私は10歳だってこともあって「中絶しないでね」って何度も念を押してた。
姉になりたいとかそこら辺にあり溢れている感情はなかった。
もうこの子ーーーすずりが私のそばに来ないとダメだっていう感情しかなかった。
母親に殺されてしまった妹であるえれなは今でも私の中にいる。
お母さんでもなくすずりに取り憑くでもなく私の中にいるからこそ、えれなに申し訳なかった。
えれなはきっと私を頼ってた、助けて欲しいって思ってた。なのに私は中絶のことも、何も知らなかった。
それなのにすずりが私に嫉妬するぐらいすずりのことを可愛がってあげて、よくえれなから「私は?」ってすずりを知らないみたいに言われて。
私は罪に塗れている。この罪を罪が欲しい人にあげられたらいいのに。
「お姉ちゃん、あの子に飲み物買ってあげるの?」
えれなは生まれていたらもう11歳。成長したとわかるけれど11歳だと理解できない。
すずりが妹として生まれた二度目。
私は10歳だってこともあって「中絶しないでね」って何度も念を押してた。
姉になりたいとかそこら辺にあり溢れている感情はなかった。
もうこの子ーーーすずりが私のそばに来ないとダメだっていう感情しかなかった。


