唯一無二の完璧女子は自分を捨てて死にました

「どこにいくの、みりん。」
さっきとは打って変わってお母さんの口調は柔らかくなる。
「ちょっと公園、すずり、最近公園に行ってないしどうかなって!」
できるだけ元気よく答える。
「それってすずりも行く必要があるものなの?」
「別にぃ、でもちょっとすずり、借りてくね!」
お母さんはたんにすずりを自分の気に入らない人形かなんかだと思ってる。元々「できちゃった」子供らしい。でもそれだからって相応の愛は受けるべきだって思ってる。
「はいはい、行ってらっしゃい」
そうして私は首にスマホをかけて、財布をポケットに突っ込んですずりとともに家を出た。
すずりはまだまだ子供な小学1年生の顔で私のスマホと財布が入っているからできたポケットの膨らみを見つめている。
「お姉ちゃん、、、」
その可愛らしい頬には赤いところと一筋の涙がある。
まだ6歳のすずり、16歳の私。