「お姉ちゃんなんてだいきらい!」
すずりを見るけれど私の目についたのは隣で困り果てたようにしているお母さんの姿。
「みりん、ごめんね。すずりがどうしてもっていうならみりんのピアノのオーディションじゃなくてすずりの授業参観に言ってもいい?規模が全然違うのはわかってるんだけどすずりが小学生になって初のものだから私も行っておきたくて。」
「いいよ」
他の子だったら「いやだ」と言いそうな質問を私はすらっと即答する。そもそも私には能力があるんだから予選ぐらい通るのが当たり前。
だったら授業の解答が間違うかも知れないすずりの方に行った方がいいのは分かってる。
「きぼがちがうってりりかちゃんがぜんぜん違って一つがわるくってばからしいってことって言ってた。私の授業参観はそんなのじゃない!オーディションよりだいじ!」
せっかくいいって言ってもらえたのにすずりはそれでも泣き叫ぶ。
「すずり!あんたはどうしてみりんと違って容量がこんなにも悪いの!!みりんは大事なオーディションなのにいいって言ってくれたのよ?それにそのりりかちゃんとやらは嘘つきです。オーディションと授業参観は違うものだという意味です!変な友達作っていやらしい知識をかじるのではいけません!」
それでも苛立ちを抑えきれなくなったお母さんがいつも通りにすずりに向かって怒鳴る。
「どうしてみりんと違って」その言葉がすずりを苦しめてるのだって知ってるのに。なのに私は鬼のような母親から妹を守ることさえできない。
すずりを見るけれど私の目についたのは隣で困り果てたようにしているお母さんの姿。
「みりん、ごめんね。すずりがどうしてもっていうならみりんのピアノのオーディションじゃなくてすずりの授業参観に言ってもいい?規模が全然違うのはわかってるんだけどすずりが小学生になって初のものだから私も行っておきたくて。」
「いいよ」
他の子だったら「いやだ」と言いそうな質問を私はすらっと即答する。そもそも私には能力があるんだから予選ぐらい通るのが当たり前。
だったら授業の解答が間違うかも知れないすずりの方に行った方がいいのは分かってる。
「きぼがちがうってりりかちゃんがぜんぜん違って一つがわるくってばからしいってことって言ってた。私の授業参観はそんなのじゃない!オーディションよりだいじ!」
せっかくいいって言ってもらえたのにすずりはそれでも泣き叫ぶ。
「すずり!あんたはどうしてみりんと違って容量がこんなにも悪いの!!みりんは大事なオーディションなのにいいって言ってくれたのよ?それにそのりりかちゃんとやらは嘘つきです。オーディションと授業参観は違うものだという意味です!変な友達作っていやらしい知識をかじるのではいけません!」
それでも苛立ちを抑えきれなくなったお母さんがいつも通りにすずりに向かって怒鳴る。
「どうしてみりんと違って」その言葉がすずりを苦しめてるのだって知ってるのに。なのに私は鬼のような母親から妹を守ることさえできない。


