どうも、こんにちはchiroruです✨
また新作出しました!
スランプというと贅沢ですが、
ネタがなさすぎて最近なかなか
進まずでした💦
今回は、タイムリープ系で書きました✨
卒業式とかで歌う曲の中で、
「流れゆく雲を見つめて」という歌が
イメージモデルになっています。
この歌、切なくて作者は大好きなんです。
↓では、早速、色々補足していきますね。↓
友田先生が舞に渡した「お守り」は、神社の神主が彼に授けたものであり、
“生徒の未来を守る願い”を込めて祈られたものだったんです。
舞がタイムスリップで持ち帰ったお守りは時を越えて消え、
「叶った願いの証」として、再び彼女の前に現れた。
物語の輪はここで閉じ、すべての奇跡が静かに繋がっていくという流れ。
『あの日、流れ行く雲を追いかけた。』に寄せて
この物語を書き終えたとき、ふと窓の外を見上げると、
淡い雲がゆっくりと流れていました。
最初にこの物語を思いついたときのイメージは、
「過去に戻って、もう一度“ありがとう”を伝えたい」という、誰の心にもある小さな願いでした。
けれど書き進めていくうちに、それは単なる“過去への郷愁”ではなく、
“いまをどう生きるか”というテーマに変わっていった気がします。
過去を変えることはできなくても、
過去を想う心が、未来を少し優しく変えていく。
舞と大樹、そして友田先生の物語は、
そんな「心の奇跡」を描きたくて生まれました。
☆ 綾瀬舞という主人公について
舞は決して特別な人ではありません。
むしろ、どこにでもいるような、少し臆病で、不器用で、
でも誰かを想う力だけは強い女性です。
彼女が過去へ戻るという“奇跡”を得たのは、
きっと「もう一度、ちゃんと向き合いたい」という想いの強さが
時間の壁さえ越えたから。
そして戻ったその先で出会った人々――
かつてのクラスメート、憧れの大樹、そして恩師・友田先生。
誰もが「未来を信じたい」と願う姿が、舞の心を動かしました。
“人生は一度きりだけれど、心は何度でもやり直せる”
彼女が最後に見た空は、その象徴なのかもしれません。
☆友田先生という存在
友田先生は、この作品の“時間”そのものを象徴しています。
優しく、少し不器用で、でも誰よりも生徒を想う人。
先生が授けたお守りは、単なる小物ではなく、
「想いを未来へ託す象徴」として登場しました。
そして、未来の神社でそのお守りの“真実”が語られることで、
物語は静かに輪を閉じます。
この“円環の構造”は、最初から最後まで意識して書いた部分であり、
過去と未来が手を取り合う瞬間を描けたことを、
今、とても誇りに思っています。
☆大樹と舞 ― 未来での再会
大樹というキャラクターは、「過去の優しさの記憶」を象徴しています。
舞にとって彼は“初恋”の人であり、同時に“未来への橋渡し”の存在。
彼の中にも眠っていた“記憶”が再び呼び覚まされ、
もう一度、あの春の日の気持ちで舞に想いを伝える――
この再会は、作者としても特に大切に書いた場面です。
恋愛とは、時間を超えてもなお心が呼び合うもの。
“記憶の奥に残る愛”を描けたら、という思いがありました。
★最後に★
この作品のタイトル、
『あの日、流れ行く雲を追いかけた。』には、
ひとつのメッセージが込められています。
「雲」は時間の象徴。
どんなに流れても、形を変えても、空のどこかに必ずある。
それは、私たちの記憶や想いにも似ています。
誰かと過ごした日々も、
もう戻れないあの瞬間も、
雲のように流れながら、ちゃんと未来へ繋がっていく。
舞たちが見上げた空の向こうには、
いまもあの日の教室が、
笑い声とともに広がっているような気がします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました✨
最近、表紙画像に凝るのにハマっております。
ラノベ風デザインを目指していますが
難しいですね💦
また新作考えております♪
たくさんの方に読んで頂けると嬉しいです✨
のいちごやBerrysも同じ小説を投稿しております✨
そちらも寄ってってくださいね✨



