婚約破棄された悪役令嬢ですが、辺境で最強国家を作り上げます!

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異世界(スローライフ)3位(2025/10/16)

異世界ファンタジー

婚約破棄された悪役令嬢ですが、辺境で最強国家を作り上げます!
作品番号
1762411
最終更新
2025/10/09
総文字数
41,329
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
161
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貴族社会の華やかな断罪は、いつも生活の細部を無視する。婚約破棄を宣告された私は“悪役令嬢”という便利な仮面を剝がされ、辺境へ追いやられた。残ったのは荒地と、破れたテント、空の倉。
まず数える。人、畑、水、獣道、税の流れ。足りないものは作る。道は労働と食で支払い、倉庫は共同出資で建て、税は“働いた人が得をする”ように軽くする。倹約は貧しさではなく、投資の準備だ。
人は暮らしやすい場所に集う。商人は安全な通りを愛し、職人は適正賃金で腕をふるい、兵は暖かい寝床で強くなる。私は政務と家事を両手で回し、領主殿(元・敵対家系の硬派な彼)は現場に立つ。彼の手は剣に強く、子どもの頭を撫でるときは驚くほどやさしい。
“悪役”と呼ばれた舌は、今では法と契約の文言を磨くためにある。収穫祭の日、かつて私を断罪した人々は気づくだろう。辺境が灯すのは、剣より固い繁栄だと。ざまぁの音は歓声と市場の賑わいで十分。恋は国家の副産物、けれど最高の副産物だ。
あらすじ
断罪の場で婚約破棄。居場所を追われた“悪役令嬢”は、辺境で見つけたのが荒地と人手不足と赤字帳簿。では、国ごと直しましょう。道路、倉庫、税制、雇用。生活を底から積み直せば、人は笑い、城壁は高くなる。恋も政も数字も武器に、辺境は最強国家へ。ざまぁは剣ではなく、繁栄の生活音。

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