「はああ、ここ二、三日、マジヤバかった」
「本当だな」
只今、午前中に仕事終わり、その帰りに琉叶と共に、みはらし公園のベンチに座っている。昨日の雨は今朝方まで降り続いた。そのせいか、昼間だというのに、この公園は非常に涼しく快適。そんな環境のせいかドッと疲れが出る。まあ、昨日の今日と言う事で、会長にコーヒーを淹れて間に今日の出勤体制が午前中で3時間勤務という事が言い渡された。それを聞いていた琉叶がいつもより早く店に訪れ、今に至る。
結局あの後、近藤は即刻、育成カリキュラムに送られる事になり、急遽新たな店長が決まるまで、和実屋店長代理として入る事になった。
また彼と一緒に仕事が出来るとは思っていなかったので、嬉しい。すると、隣に座る琉叶が自分の顔を覗き込んだ。
「何かあったか」
「いやね。和実屋さん。暫く店長代理でいてくれるっていうからさ」
すると、彼の表情が瞬時に無になる。
「何だよその顔」
「どんな顔をしようが俺の勝手だろ」
「まーな。にしても琉叶が働く店の会長の息子だとは思わなかったわ。あの後入ってきたまこさん達もかなり驚いてた感じだったし。それにしても店ん中すげーカオスな空気感で笑えた」
「確かに何て表現すべきか悩む」
「だろっ」
その直後、琉叶がいきなり神妙な面持ちで自分を凝視した。突然の事で訳がわからないままそんな彼と見つめ合う事暫し。琉叶が頭を垂れた。
「優斗すまなかった。君を看病したあの時に話に触れるべきだったのに…… それを言って君の態度が変わってしまったらと思ったら言えなくなってしまった……」
「まあ確かに昨日は驚きはしたけど、何かいざ会長の息子ですって言われた所でなんの違和感なく納得できちゃうんだよね。それよりも、その事を言っで自分が態度変わるとか思われたのがな……」
すると琉叶が切迫な表情を浮かべ、自分に真剣な眼差しを送る。
「それは本当にっ」
「ごめんごめん、ちょっとだけかまかけただけ。本当そんな事一切思わなかったから。それよりも……」
自分は思わず吹き出し笑いをしると、彼が不快といった表情を浮かべた。
「何がおかしんだ」
「いや、自分の前だと、琉叶って色んな顔するからさおもしろいっていうか。他の人の前じゃあぜってー見せないだろ」
「そんなの当たり前だ、俺は優斗以外にっ」
「だから嬉しいくなっちゃうわけ」
思わず勢いで本音を口にし、瞬時に顔を背ける事暫し。
「優斗…… それは……」
ポツリ、とつぶやく琉叶の声が聞こえ、ちらりと彼を見ると、驚いた表情を浮かべている。自分はそんな彼から再度目を背けた。
「そ、れはだなっ、もう」
自分は座面に手を置き、彼に少し詰め寄る。
「友達以上じゃない奴にデコつけたりしねーからな!!」
その時、勢いあまり、座枠から手が滑り落ちと同時に、琉叶の方に倒れ込んだ。思わず目をつぶると同時に、唇に柔らかい感触がし、目を見開くと、綺麗な顔が目の前にある。
(ま、まさか、さっきの感触って)
すると翠眼の瞳が自分を捉えた。こんな真近で見るのは初めてであり、溜息がでてしまいそうな澄んだ緑色。いつもなら五月蠅いぐらいの鼓動が打つはずが、今は非常に穏やかで、ただただ胸が暖かい。そんな自分の片肩に彼が手を置くと、彼自身の顎に指を差す。
「もう少し上だったら良かったのに」
そう言い自身の指を動かし彼自身の唇に振れる。その瞬間落ち着いていた胸の高鳴りが一気に最高潮に達する。
「そ、そういうのっ、ハズいからやめろ!!」
高らかに叫んだ声は頭上広がる青空に溶けていった。
「本当だな」
只今、午前中に仕事終わり、その帰りに琉叶と共に、みはらし公園のベンチに座っている。昨日の雨は今朝方まで降り続いた。そのせいか、昼間だというのに、この公園は非常に涼しく快適。そんな環境のせいかドッと疲れが出る。まあ、昨日の今日と言う事で、会長にコーヒーを淹れて間に今日の出勤体制が午前中で3時間勤務という事が言い渡された。それを聞いていた琉叶がいつもより早く店に訪れ、今に至る。
結局あの後、近藤は即刻、育成カリキュラムに送られる事になり、急遽新たな店長が決まるまで、和実屋店長代理として入る事になった。
また彼と一緒に仕事が出来るとは思っていなかったので、嬉しい。すると、隣に座る琉叶が自分の顔を覗き込んだ。
「何かあったか」
「いやね。和実屋さん。暫く店長代理でいてくれるっていうからさ」
すると、彼の表情が瞬時に無になる。
「何だよその顔」
「どんな顔をしようが俺の勝手だろ」
「まーな。にしても琉叶が働く店の会長の息子だとは思わなかったわ。あの後入ってきたまこさん達もかなり驚いてた感じだったし。それにしても店ん中すげーカオスな空気感で笑えた」
「確かに何て表現すべきか悩む」
「だろっ」
その直後、琉叶がいきなり神妙な面持ちで自分を凝視した。突然の事で訳がわからないままそんな彼と見つめ合う事暫し。琉叶が頭を垂れた。
「優斗すまなかった。君を看病したあの時に話に触れるべきだったのに…… それを言って君の態度が変わってしまったらと思ったら言えなくなってしまった……」
「まあ確かに昨日は驚きはしたけど、何かいざ会長の息子ですって言われた所でなんの違和感なく納得できちゃうんだよね。それよりも、その事を言っで自分が態度変わるとか思われたのがな……」
すると琉叶が切迫な表情を浮かべ、自分に真剣な眼差しを送る。
「それは本当にっ」
「ごめんごめん、ちょっとだけかまかけただけ。本当そんな事一切思わなかったから。それよりも……」
自分は思わず吹き出し笑いをしると、彼が不快といった表情を浮かべた。
「何がおかしんだ」
「いや、自分の前だと、琉叶って色んな顔するからさおもしろいっていうか。他の人の前じゃあぜってー見せないだろ」
「そんなの当たり前だ、俺は優斗以外にっ」
「だから嬉しいくなっちゃうわけ」
思わず勢いで本音を口にし、瞬時に顔を背ける事暫し。
「優斗…… それは……」
ポツリ、とつぶやく琉叶の声が聞こえ、ちらりと彼を見ると、驚いた表情を浮かべている。自分はそんな彼から再度目を背けた。
「そ、れはだなっ、もう」
自分は座面に手を置き、彼に少し詰め寄る。
「友達以上じゃない奴にデコつけたりしねーからな!!」
その時、勢いあまり、座枠から手が滑り落ちと同時に、琉叶の方に倒れ込んだ。思わず目をつぶると同時に、唇に柔らかい感触がし、目を見開くと、綺麗な顔が目の前にある。
(ま、まさか、さっきの感触って)
すると翠眼の瞳が自分を捉えた。こんな真近で見るのは初めてであり、溜息がでてしまいそうな澄んだ緑色。いつもなら五月蠅いぐらいの鼓動が打つはずが、今は非常に穏やかで、ただただ胸が暖かい。そんな自分の片肩に彼が手を置くと、彼自身の顎に指を差す。
「もう少し上だったら良かったのに」
そう言い自身の指を動かし彼自身の唇に振れる。その瞬間落ち着いていた胸の高鳴りが一気に最高潮に達する。
「そ、そういうのっ、ハズいからやめろ!!」
高らかに叫んだ声は頭上広がる青空に溶けていった。
