(久々に会えて良かったなーー)
和実屋と会って数日経つが、店のスタッフもその話しをしては盛り上がっている。まあ、彼は店長の時から周りから信頼されていた事もあるのかもしれない。が、彼の後任である近藤が和実屋と真逆でスタッフから慕われいない事が数日前の話が未だに盛り上がっている要因と推測出来る。自分に対するあたりも強いが、他のスタップにもかなり横柄な態度をとっている節もあるからだ。まあ、前任が有能過ぎた事で比べられてしまうのは不憫とは思うが、やはり彼の行動には行きすぎた所がるのは否めない。
そんな近藤だが、今朝からソワソワし、スタッフにあたりちらしている。ああいった時には近寄らないのが鉄則であり、自分含め周りの人間は遠目で彼を見る。するとまこが横に立つ。
「今日は特に酷いわねあの人」
「何かあったんすか?」
「どうやら、両替を紛失したらしいわよ」
「え、マジっすかっ」
「うん。だから、今日のレジと所に小銭大歓迎みたいな事書いて貼ってあったもの」
「でも、両替って結構の額になりそうっすね」
「なるでしょーー いくらキャッシュレス時代っていっても、ここのカフェ年輩の人も多いからキャッシュの人もわりといるし」
「確かに、この店キャッシュの客多い感じはします」
「でしょーー だからレジの打ち今大変よーー まあいつも偉そうにしてるんだし、少しお灸据えられたって感じだけど、結局そのツケってスタッフになるから大変」
「本当にそれっすね」
その時、今関わりたくない、近藤から声を掛けてられたのだ。自分は、彼女と目を合わせ苦笑いをした後、呼ばれた彼の方へと向かう。
「何です店長」
「休憩行っていいから」
「わかりました」
一例し周りのスタッフに声をかけつつ、自分は一時間の休みを取る為、外に出た。母に頼まれた日用品があったからだ。早々に買い物を済まし、軽く食事を取るも、一時間はあっという間である。そそくさと店へと向かい、裏口に行くと、一台の営業者と、その社員がウロウロと歩いていた。確か先程マットなどを交換しにきた行者の人であり、先日担当と2人できた人物。その人が1人で今日作業をしていた。見た目も自分とそう変わらないのできっと新人なのだろう。
(でも、さっき交換終わったんじゃないのいか?)
自分は不思議に思い彼を見つめると、その気配に気づいた彼が会釈をした。
「あ、自分ここで働いてるっすけど、さっき、交換してましたよね」
「あ、はい。交換させて頂きました。ただ、一カ所回収し忘れてたモップがあるんです…… ただ、皆さん忙しそうですし、店長さんも不在で、入れないっていうか。実はこの後も、時間でお伺いしなちゃいけないので直ぐに向かいたいのですが、回収出来ないと行けないという感じで」
(あーー 自分がここに来た時とダブルな)
それこそ、働き初めて間もない時期は色々な失敗があったわけだが、皆に助けられたイメージが強く残っている為、どうにかしてあげたいと思う気持ちがこみ上げる。
「ちなみにどこの部屋っすか? もし良ければ自分一緒にいきますけど?」
「本当ですかっ、助かります」
彼の表情が一気に明るくなる中、自分と彼は裏口から入ると、彼がその部屋の前まで行く。
「この部屋の中なんですけど」
「あーー」
彼がドアを指差す先は事務室。ここは確かに店長しか入れない事になっている。それは多分彼も知っているのだ。
(さてどうしたもんかな)
ただ、ここで立っていても何も解決にはならない。すると、近くにいる業者の彼の顔色が悪くなっていく。次の依頼主の時間が迫っているのかもしれない。
(こうなったらっ)
近藤の自分に対する印象は悪いわけで、良くなるわけなどないのだ。それなら彼に手を貸した方が、彼の為になる。
「あのーー モップってどこにあるかわかります?」
「確か、入って直ぐの左側の袖机の上です」
「わーた。そしたら自分入りますけど、そこで見ててくれます?」
「はい」
確かこの部屋は鍵がかかっていな筈である。自分はドアノブを回しドアを開けた。すると、室内は4畳程の部屋であり、棚にはファイル。パソコンが目の前に一台。そして年期の入った袖机があり、その上には埃取りハンディモップが置いてあった。
「あれ?」
「そ、そうです」
自分は数歩部屋に入り込むと、モップを手にし、即座に部屋から出て、彼に渡す。
「あ、有り難うございますっ」
「別に良いっすよ。それよりも直ぐに移動した方がいいんじゃないです?」
「は、はいっ」
そう言い彼は何回か頭を下げ、そそくさとその場を立ち去って行った。
(とりあえず、業者は大丈夫だとして、入っちゃ行けねーとこだし、店長来たらすぐに話すか)
きっと今回の事につけ込んでまた、言いがかりを言われだろう。ただ、それは自分にとってはいつもの事なのでどうにでも対処出来る。
(どっちにしろありのまま話すしかないし)
自分は一回伸びをすると、更衣室へと向かい、着替えホールへ入った。
「お先でした」
一声を上げた途端、スタッフ達が口々に声を上げ、自分は仕事に取りかかる。多分午後には琉叶も訪れるだろう。なので、早めに店長とはケリをつけたい。そんな事を思っていた矢先。
「都築」
近藤店長が声を掛けてきたのだ。自分も先の事もあったので渡りに船である。
「店長あの、ちょっと話したい事がっ」
「それはこっちのセリフ。すぐに来て」
相変わらずの素っ気さの上に、いつもより機嫌が悪そうだ。多分両替が未だに見つからないのでだろう。自分は溜息を吐き、彼の後をついて行く。すると、彼は事務所へ入って行き、椅子へ座った。
「とりあえず入ってくれるかな」
「はあ」
自分は怖ず怖ずと中に入ると、近藤が自分を睨む。
「ねえ。この中入ったよね」
「はい。その件で、店長が帰ってきた時点で話そうかと」
「何で入ったわけ? ここ入ったらいけないの知ってるよね」
「勿論です。ただ、業者の人が、モップの回収したいっていうから、その人に見てもらって中に入っただけで、それ以上の事は何も」
「本当にそれだけ? 何か隠してるんじゃないの?」
「何故そうなるんすか? 自分はさっきの一回だけしかここに入ってないですから。それこそ防犯カメラ確認して下さいよ」
「防犯カメラだって今じゃあどうにだった加工できるじゃない」
「店長。何か自分の事疑ってます?」
「まあそう思ってもらっても構わない」
相変わらずのムカつく人だ。多分この言いようだと自分が両替をどうこうしたと思っているのだろうか? それはあまりにも横暴な考えであり、流石の自分も頭に血が上ると共に、昔年の思いもあり、彼に吐き捨てるように言い放った。
「店長は周りちゃんと探したんっすか? それこそ、袖机と壁の間、隙間あるすよねっ」
その言葉に、彼の表情が一瞬止まると、立ち上がり、袖机をひっぱる。すると、重厚感のある音がし、その音の方を見ると、布袋が落ちていた。それをすぐさま近藤は広い上げ中を覗く。すると目を見開き、暫し袋の中身を見つめると、ゆっくり目を見開いた状況で自分を見た。
「何故、この事を知っていた」
「それは、この前和実っ」
「やっぱりお前が隠したんだな」
「だから、それはっ、ぜってーないしっ」
「言い訳は聞かない!! 店長命令だ。都築。即刻退社しろ」
「おいっ、話し聞けよ」
「聞こえなかったのか? 退社だっ!!」
怒鳴り声をあげる近藤をじっと見つめる。きっとこの人は自分の言い分など鼻から聞く気などない。彼に鋭い視線を向けると、一瞬近藤が怯む。が、それを一別し、自分はすぐさま部屋を出ていった。
和実屋と会って数日経つが、店のスタッフもその話しをしては盛り上がっている。まあ、彼は店長の時から周りから信頼されていた事もあるのかもしれない。が、彼の後任である近藤が和実屋と真逆でスタッフから慕われいない事が数日前の話が未だに盛り上がっている要因と推測出来る。自分に対するあたりも強いが、他のスタップにもかなり横柄な態度をとっている節もあるからだ。まあ、前任が有能過ぎた事で比べられてしまうのは不憫とは思うが、やはり彼の行動には行きすぎた所がるのは否めない。
そんな近藤だが、今朝からソワソワし、スタッフにあたりちらしている。ああいった時には近寄らないのが鉄則であり、自分含め周りの人間は遠目で彼を見る。するとまこが横に立つ。
「今日は特に酷いわねあの人」
「何かあったんすか?」
「どうやら、両替を紛失したらしいわよ」
「え、マジっすかっ」
「うん。だから、今日のレジと所に小銭大歓迎みたいな事書いて貼ってあったもの」
「でも、両替って結構の額になりそうっすね」
「なるでしょーー いくらキャッシュレス時代っていっても、ここのカフェ年輩の人も多いからキャッシュの人もわりといるし」
「確かに、この店キャッシュの客多い感じはします」
「でしょーー だからレジの打ち今大変よーー まあいつも偉そうにしてるんだし、少しお灸据えられたって感じだけど、結局そのツケってスタッフになるから大変」
「本当にそれっすね」
その時、今関わりたくない、近藤から声を掛けてられたのだ。自分は、彼女と目を合わせ苦笑いをした後、呼ばれた彼の方へと向かう。
「何です店長」
「休憩行っていいから」
「わかりました」
一例し周りのスタッフに声をかけつつ、自分は一時間の休みを取る為、外に出た。母に頼まれた日用品があったからだ。早々に買い物を済まし、軽く食事を取るも、一時間はあっという間である。そそくさと店へと向かい、裏口に行くと、一台の営業者と、その社員がウロウロと歩いていた。確か先程マットなどを交換しにきた行者の人であり、先日担当と2人できた人物。その人が1人で今日作業をしていた。見た目も自分とそう変わらないのできっと新人なのだろう。
(でも、さっき交換終わったんじゃないのいか?)
自分は不思議に思い彼を見つめると、その気配に気づいた彼が会釈をした。
「あ、自分ここで働いてるっすけど、さっき、交換してましたよね」
「あ、はい。交換させて頂きました。ただ、一カ所回収し忘れてたモップがあるんです…… ただ、皆さん忙しそうですし、店長さんも不在で、入れないっていうか。実はこの後も、時間でお伺いしなちゃいけないので直ぐに向かいたいのですが、回収出来ないと行けないという感じで」
(あーー 自分がここに来た時とダブルな)
それこそ、働き初めて間もない時期は色々な失敗があったわけだが、皆に助けられたイメージが強く残っている為、どうにかしてあげたいと思う気持ちがこみ上げる。
「ちなみにどこの部屋っすか? もし良ければ自分一緒にいきますけど?」
「本当ですかっ、助かります」
彼の表情が一気に明るくなる中、自分と彼は裏口から入ると、彼がその部屋の前まで行く。
「この部屋の中なんですけど」
「あーー」
彼がドアを指差す先は事務室。ここは確かに店長しか入れない事になっている。それは多分彼も知っているのだ。
(さてどうしたもんかな)
ただ、ここで立っていても何も解決にはならない。すると、近くにいる業者の彼の顔色が悪くなっていく。次の依頼主の時間が迫っているのかもしれない。
(こうなったらっ)
近藤の自分に対する印象は悪いわけで、良くなるわけなどないのだ。それなら彼に手を貸した方が、彼の為になる。
「あのーー モップってどこにあるかわかります?」
「確か、入って直ぐの左側の袖机の上です」
「わーた。そしたら自分入りますけど、そこで見ててくれます?」
「はい」
確かこの部屋は鍵がかかっていな筈である。自分はドアノブを回しドアを開けた。すると、室内は4畳程の部屋であり、棚にはファイル。パソコンが目の前に一台。そして年期の入った袖机があり、その上には埃取りハンディモップが置いてあった。
「あれ?」
「そ、そうです」
自分は数歩部屋に入り込むと、モップを手にし、即座に部屋から出て、彼に渡す。
「あ、有り難うございますっ」
「別に良いっすよ。それよりも直ぐに移動した方がいいんじゃないです?」
「は、はいっ」
そう言い彼は何回か頭を下げ、そそくさとその場を立ち去って行った。
(とりあえず、業者は大丈夫だとして、入っちゃ行けねーとこだし、店長来たらすぐに話すか)
きっと今回の事につけ込んでまた、言いがかりを言われだろう。ただ、それは自分にとってはいつもの事なのでどうにでも対処出来る。
(どっちにしろありのまま話すしかないし)
自分は一回伸びをすると、更衣室へと向かい、着替えホールへ入った。
「お先でした」
一声を上げた途端、スタッフ達が口々に声を上げ、自分は仕事に取りかかる。多分午後には琉叶も訪れるだろう。なので、早めに店長とはケリをつけたい。そんな事を思っていた矢先。
「都築」
近藤店長が声を掛けてきたのだ。自分も先の事もあったので渡りに船である。
「店長あの、ちょっと話したい事がっ」
「それはこっちのセリフ。すぐに来て」
相変わらずの素っ気さの上に、いつもより機嫌が悪そうだ。多分両替が未だに見つからないのでだろう。自分は溜息を吐き、彼の後をついて行く。すると、彼は事務所へ入って行き、椅子へ座った。
「とりあえず入ってくれるかな」
「はあ」
自分は怖ず怖ずと中に入ると、近藤が自分を睨む。
「ねえ。この中入ったよね」
「はい。その件で、店長が帰ってきた時点で話そうかと」
「何で入ったわけ? ここ入ったらいけないの知ってるよね」
「勿論です。ただ、業者の人が、モップの回収したいっていうから、その人に見てもらって中に入っただけで、それ以上の事は何も」
「本当にそれだけ? 何か隠してるんじゃないの?」
「何故そうなるんすか? 自分はさっきの一回だけしかここに入ってないですから。それこそ防犯カメラ確認して下さいよ」
「防犯カメラだって今じゃあどうにだった加工できるじゃない」
「店長。何か自分の事疑ってます?」
「まあそう思ってもらっても構わない」
相変わらずのムカつく人だ。多分この言いようだと自分が両替をどうこうしたと思っているのだろうか? それはあまりにも横暴な考えであり、流石の自分も頭に血が上ると共に、昔年の思いもあり、彼に吐き捨てるように言い放った。
「店長は周りちゃんと探したんっすか? それこそ、袖机と壁の間、隙間あるすよねっ」
その言葉に、彼の表情が一瞬止まると、立ち上がり、袖机をひっぱる。すると、重厚感のある音がし、その音の方を見ると、布袋が落ちていた。それをすぐさま近藤は広い上げ中を覗く。すると目を見開き、暫し袋の中身を見つめると、ゆっくり目を見開いた状況で自分を見た。
「何故、この事を知っていた」
「それは、この前和実っ」
「やっぱりお前が隠したんだな」
「だから、それはっ、ぜってーないしっ」
「言い訳は聞かない!! 店長命令だ。都築。即刻退社しろ」
「おいっ、話し聞けよ」
「聞こえなかったのか? 退社だっ!!」
怒鳴り声をあげる近藤をじっと見つめる。きっとこの人は自分の言い分など鼻から聞く気などない。彼に鋭い視線を向けると、一瞬近藤が怯む。が、それを一別し、自分はすぐさま部屋を出ていった。
