黒板に住む、文字で彩られた僕の初恋

青春・恋愛

黒板に住む、文字で彩られた僕の初恋
作品番号
1760006
最終更新
2025/09/01
総文字数
59,521
ページ数
29ページ
ステータス
完結
いいね数
1
高校二年の黒木啓太は友達ができたことがなく、ずっと一人だった。
ある日、話すことができない同じ高校二年の蒼井ふみと偶然出会う。
二人は文字で繋がろうと交換日記を始めることになり、お互いに夢が見つかるようにという意味を込めて、その日記を〝夢物語〟と名付けた。
夢物語を交換する中でお互いの距離も縮まっていき、啓太の夢が芽生えてきた矢先、ふみが突然姿を消してしまう。
彼女には隠していた秘密があったーーー。
彼女が話せなくなった理由、そして秘密とは何なのか。
タイトルの『黒板に住む』とはどういう意味なのか。

届いたよ、きみの想い

だから僕も届けるね

きみが住む黒板に

きみが大好きな僕の文字で

文字で繋がった二人の青春恋愛夢物語。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

 素敵な物語をありがとうございます。
 全体的に温かみのある文章で、読むたびに心が癒されていくようでした。登場人物も皆優しくてそれぞれが思いやってたからこそ、その中の誰か一人でも傷つくと、私まで悲しくなりました。
 私がこの作品で特に印象に残ったのは、ヒロインのふみちゃんが突然いなくなって落ち込む啓太くんをとしくんが励ます場面です。
 特に自分の人生を他の誰かや置かれた環境のせいにしたくない、というとしくんの台詞は胸に響きました。落ち込んで頑張らなくなることで、せっかくできた夢が叶わなくなった時、その理由や責任を落ち込んだ原因を作った人のせいにする、落ち込むほど大事な人なのに無意識のうちにそうしている主人公の苦しみが浮き彫りになって、読んでいて一番心動かされたシーンです。
 私はまだ主人公のような経験をしたことがないのですが、大事な人だからこそ、その人との出会いや別れを自分の人生においてマイナスじゃなくてプラスにしたいなと思うことができる作品でした。
 あと最後に、担任となったクラスのとしくんに似た児童の苗字がくぼたで繋がりを感じました。
 改めまして木口さん、素敵な物語をありがとうございました。木口さんの作風、とても好きなので、また新作ができたら読みます!
 

2026/06/18 13:49

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