俺はきょろきょろとカウンターの中を探した。普段バーなんて行きつけない俺だからマナーがわからない。
マスターはまるでそんな俺の姿を楽しんでいるかのように微笑みながらカクテルを作っている。
(綺麗な色)
背の高いグラスの向こうまで見渡せそうな透明な酒を先に入れ、それから薄いオーガンジーのようなピンク色の酒を入れてバースプーンでくるくると混ぜ合わせる。
氷の触れ合う小さな小さな音が響く。
そう言えば、このバーでは音楽が流れていない。
流れていないのに、隣の会話が余り聞こえない。こんなに近いのに。
そして、
何て綺麗な手だろう -
マスターはまるでそんな俺の姿を楽しんでいるかのように微笑みながらカクテルを作っている。
(綺麗な色)
背の高いグラスの向こうまで見渡せそうな透明な酒を先に入れ、それから薄いオーガンジーのようなピンク色の酒を入れてバースプーンでくるくると混ぜ合わせる。
氷の触れ合う小さな小さな音が響く。
そう言えば、このバーでは音楽が流れていない。
流れていないのに、隣の会話が余り聞こえない。こんなに近いのに。
そして、
何て綺麗な手だろう -



