鬼封じの姫は、禁じられた恋に囚われる

その横で、女もまた、妖しい微笑みを浮かべながら衣を脱ぎ捨てていた。

光と影の狭間で、二つの裸身が絡み合おうとしていく――。

私はただ、恐怖と嫉妬に押し潰されそうになりながら、その場に釘付けになるしかなかった。

「止めて……お願い……」

震える声で訴えると、次の瞬間、家継が私の上に覆いかぶさった。

『じゃあ、真白が相手にして。』

耳元で囁かれ、バッと衣が引き剥がされる。

冷たい空気が肌に触れ、背筋が凍りついた。

――こんなの、家継じゃない。

「いや……あなた、家継じゃない!」

必死に首を振ると、家継の顔が歪み、嗤うような笑みを浮かべた。

『俺じゃない? じゃあ、誰だと言うんだ。』

そう言いながら、家継の唇が乱暴に重なり、手は容赦なく胸をなぞる。

熱と悪寒が入り混じり、心臓が引き裂かれるように痛んだ。