感想ノート
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卯月ゆう 2025/09/13 11:22
卯月さん! 読んでくださったのですか……!
とても丁寧に一文一文を読み込んでくださっていて、作者冥利に尽きます。
自分の経験を思い出して、当時の感覚や思いを隅々に行き渡らせながら書いた甲斐がありました。
最終的にはひとりで戦わなくてはならない受験において、自分だけが受かることも自分だけが落ちることもあり得る中で、まだ結果がわからないときにできることって、「自分の合格可能性を1ミリでも高めること」のみだと思うんですよね。
未熟な人間が、自分の芯を見つけて一本に定まっていく「成長」を描きたかったので、「かっこいい」という褒め言葉は日和にとっても、翠にとっても一番嬉しい言葉ではないでしょうか。
読んでくださっただけでも嬉しいのに、こんなに素敵な感想までいただいて、とても幸せです!
ありがとうございました!🌸作者からの返信 2025/09/13 15:25
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作品拝読しました。
最初から最後まで夢中になって読みました。それぐらい面白かったです。
私も、同じ難関大学を目指して受験したので、あの頃のことが鮮明に甦ってきました。翠ちゃんと日和ちゃんの青春。私にとっても、青春=勉強だったので、本当に共感しながら読みました。ライバルだけれど、大事な友達として心を通わせていく二人を見ていて、過去の自分を垣間見るようでした。東大や試験に関する解像度も高く、紫織さんだから書ける作品だと思います。いま、感極まりすぎて涙が止まりません……。こんなに感情が昂ったのは久しぶりだというぐらい、私の胸にグサグサ刺さりました。
受験は確かにひとつの要素でしかないけれど、受験勉強を通してできたかけがえのない友達と、努力して手にいれることができた栄冠はきっと、日和の今後の人生を輝かせてくれると信じています。
本当に素敵な作品をありがとうございました。
全力で推します!!
忘れられない作品になると思います。葉方萌生 2025/09/03 10:13
葉方さん、本当にありがとうございます!!
同性同士の青春と来て、これは……書くしかないんじゃないか? と思ってしまったんですよね。だって、私の青春のほとんどは間違いなく勉強漬けの日々だったわけで、世の青春小説では王道として部活と恋愛が掲げられるけど、これが私の青春だったんだって信じたいから……。それを共感していただけて、本当に嬉しいです。
受験のライバルってかなりかけがえのない存在だと思っていて、未だにあの日々を思い出すと熱くて懐かしくて、それを葉方さんの過去と重ね合わせていただけたと聞き、私だけじゃないんだ! と安心しました。
通過点でしかないけど、全力を投じて戦った日和のこの受験は、必ず今後の人生に活きてくると私も信じています。
素敵な感想をありがとうございました!!!!作者からの返信 2025/09/03 11:10
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お久しぶりです、空心菜です(覚えていなかったらごめんなさい🙇)。「アカウントが残っているだけで励みになる」なんて勿体ないくらいの言葉を頂いたのに、結局いなくなってしまって申し訳ないです。たまーに泉さんのポストを拝見させて頂くのですが(ネトスト疑惑)、そこで新作の情報を聞きつけて、無事に一気読みしました!以下、感想となります(文字数超過により二分割になりますm(__)m)
主人公である日和と、日和のお母さん、塾長である佐々木さん、仲間でありライバルの翠。この四人の関係性のバランスが絶妙だと感じました。「胡散臭い」というレッテルを日和から貼られれてる可哀想な佐々木さんですが、これからどのようにして株を上げるのかが楽しみです。翠もクール&ドライな性格で、とてもキャラが立ってますね。日和と翠の化学反応もとても楽しみです。お母さんも基本的には肯定的な姿勢をとっていて、心が温まります。同じ作り手としては、ここから親子の衝突などを描くと、より深みが増していくのかなぁと思います(意地悪)。
さて、最初は東大を目指すことに乗り気ではなかった日和ですが、「変わる」ことを決意する過程の心理描写がとても素晴らしかったです。泉さんの真骨頂は、やっぱり心理描写ですよね。強いてアドバイスを挙げるとすれば、志望校の欄にペンを走らせては消しゴムで消して、を繰り返すシーンがとても重要だと感じたので、「ちょっとぐしゃぐしゃになりかけた紙」をもっと誇張的に描写してあげると良いのではないかと感じました。時間の経過を表す風景描写を追加してあげるのも良いかもしれません。
他に気になった点としては、日和が「変わること」に対して恐怖を感じている理由についてでしょうか。平たく言えば、「親友だった相田さんが精神疾患を患ってしまい、自分もこうなるのではないかと案じたから」だったかと思いますが、ここはシンプルに「親友だった相田さんが自殺してしまって、そのような人を救いたいと思ったから」でも良いのではないかと思いました。それに付随して(かなりの手間になりますが)、「変わりたくない理由」を別で考えてあげて、それを序盤で提示すると良いかも?と思いました。序盤を読んでいる時、「『変わりたくない理由』をもっと明示的に書いてほしい!」というモヤモヤがあったので(笑)。空心菜 2025/08/15 19:47
空心菜さん!お久しぶりです!!もちろん覚えていますよ!!これまでいただいた感想は何度も読み返して私の創作の糧となっていますから!!本当にありがたい限りです。
今回も丁寧な感想をありがとうございます🙇♀️ 今回の作品、結構情報商材っぽくなっていて笑、小説として価値がある自信がなかったので、キャラが立っていると言っていただいてとっても嬉しいです!
私は登場人物の管理があまり上手くないので、長編に登場する人数はちょっと少なめになっちゃうんですが、バランスがいいと言っていただいて安心しました。受験は本人のバックにライバル、親、塾や学校などの教育機関があって初めて取り組めるものだと思うので、それぞれの関係を大切に書き進められたらと思います!
心理描写こだわらないと字数が稼げないとかいう話は置いておいて、お褒めに預かり光栄です!書いては消してのシーンはやっぱり覚悟を決める上で重要ですよね、もっと描写をプラスしようと思います。
ご指摘のように、日和の変化に対する感情は、私もしっくり来ないなと思っていたところでした。論理がつながっていない感じがするので、ここはだいぶ改良の余地ありかなと思います。最初の方も、変わりたくないばっか言っているけどなんでやねん!となるのは確かにそうですね。ひとまず書き切ってから戻って来たいと思います🫡
続き、頑張って書きます!8月末までにあと5万字書いてさらに改稿も……と思うと大丈夫か?という気持ちになりますが、なんとかなるでしょう!いや、なんとかします!ご期待に添えるいい作品に仕上げるつもりですので、お楽しみに!!
最近本当に色々あって、鬱々とした日々を過ごしていましたが、空心菜さんの感想のおかげで心が晴れました。温かいお言葉をありがとうございます。空心菜さんもどうかご自愛ください🍵作者からの返信 2025/08/16 00:57
作品を読ませていただきました!
紫織さんの作品にまたひとつ圧倒されて、いつの間にか夢中になっていました。
悩む進路、シャーペンをノックする音、取捨選択する回答、etc……。それらはフィクションだと分かっているのに、まるで目の前で見ているようにリアルでした。
わたしは受験を選ばなかったけれど、ひとつだけ熱中できる科目を見つけられたことを思い出しました。その懐かしさを感じながら感想を書いています。
”
お互いがお互いを合格のために使うなんて当たり前。
”
この一文が印象に残りました。
ふたりは親友であり、ライバルである。関係性が伝わるのもすごいし、一見すると相手を蹴落とすんじゃないかという不穏な言葉だけど、この作品にとてつもなくマッチしているのがすごい。ぶつかっても認め合う姿はとてもかっこよかったです。
だからこその、エンディングは納得のいくものでした。
ふたりだけが実感する友情。
これもひとつの青春。
ほかに類を見ない意欲作、ありがとうございました!!