「レジスタンス」のアジトは廃校の教室だった。七虹は仲間たちを前に、拳を上げて宣言する。

「大人たちの汚らわしい世界に、私たちは染まらない」

「そうだよな! セックスなんてクソだ!」
「化粧もしたくない! このままでいい!」

仲間たちの声に、七虹は満足そうに頷いた。

そこに、瑚哲が現れる。

「君たちの思想、素晴らしいと思う。僕も加えてくれないか?」

優しい笑顔。七虹は迷わず手を差し伸べた。

「……ようこそ、同志として」