いよいよ交流会当日。朝の光がカーテンの隙間から差し込み、廊下に淡い金色の筋を描いている。通路にはそれぞれの装備を詰め込んだバックがずらりと並んでいる。
「すごく楽しみ!交流会だよね?お弁当持ってく!」
「全く……。遠足じゃないんですよ。みなさん、しっかり骨を折られる準備はできてますね?」
テーブルに置かれたバッグには、小型の包帯セットや鎮痛剤、ステンレス製の折れにくい注射器まで、応急処置をするための道具を入れている。それを確認して、ボクは腕で大きな丸を作って元気よく答える。
「折る方も折られる方も覚悟できてるよ。応急処置するための物も持ってる。大丈夫だよ」
袖口からのぞくのは、切り札の短いナイフと、さりげなく仕込んだ折れにくいプラスチック性の手首サポーター。施した加工は外見には影響しない。戦いの激しさを想定して準備したんだよね、念のために。カルロッタは淡々とした口調で言う。
「それじゃあ行きましょうか」
「カーリーも楽しみなんでしょ」
マリンがにんまりと笑い、挑発的に尋ねる。
「悪いですか」
「全然!」
「すごく楽しみ!交流会だよね?お弁当持ってく!」
「全く……。遠足じゃないんですよ。みなさん、しっかり骨を折られる準備はできてますね?」
テーブルに置かれたバッグには、小型の包帯セットや鎮痛剤、ステンレス製の折れにくい注射器まで、応急処置をするための道具を入れている。それを確認して、ボクは腕で大きな丸を作って元気よく答える。
「折る方も折られる方も覚悟できてるよ。応急処置するための物も持ってる。大丈夫だよ」
袖口からのぞくのは、切り札の短いナイフと、さりげなく仕込んだ折れにくいプラスチック性の手首サポーター。施した加工は外見には影響しない。戦いの激しさを想定して準備したんだよね、念のために。カルロッタは淡々とした口調で言う。
「それじゃあ行きましょうか」
「カーリーも楽しみなんでしょ」
マリンがにんまりと笑い、挑発的に尋ねる。
「悪いですか」
「全然!」


