君の声が溶ける、その前に

青春・恋愛

君の声が溶ける、その前に
作品番号
1756850
最終更新
2025/07/25
総文字数
6,586
ページ数
14ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
高校 2 年の夏、写真部の 朝霧柚花 は突然の耳鳴りに襲われ、「進行性感音性難聴」と診断される。

音は 100 日ほどでほぼ失われるという。

クラスには知らせず、カメラのファインダー越しに“音のない世界”を切り取ろうと決めた矢先、放送部エースの 高森夕紀 が校内ラ

ジオの新コーナー「放課後ボイスレター」を提案してくる。

――“声を録ってきてほしい。誰かの日常の 10 秒を”。

撮影先で拾った環境音に柚花は自分の心情を重ね、毎週金曜の放送で夕紀が朗読する。

マイク越しに交わす 100 通の声と言葉。

やがて夕紀は柚花の秘密を知り、彼女の「最後に聞きたい音」を探しに走る。

文化祭当日、音が途切れる寸前の放送室で、二人は“世界で一番近い距離”で想いを告げ合う――。

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