「ああ……陛下……もう、お許しを……」

「許さぬ……許さぬぞ、翠蘭。そなたは朝まで、朕のモノだ。」

それから何度、陛下が私の中に子種を注いだのか分からない。

朝は、抱き疲れてぐったりしてしまった。

「翠蘭、今夜も夜伽を申し付けるぞ。」

そう言って私の肩を叩いた。