深夜零時のアリア

青春・恋愛

深夜零時のアリア
作品番号
1755318
最終更新
2025/07/05
総文字数
8,263
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
1
システムエンジニアの佐倉碧は、残業で最終電車を逃し、人影まばらな駅のホームで絶望に暮れていた。そんな碧の目の前で、路上ライブ帰りのシンガーソングライター志望・橘奏多がギターケースにぶつかり、碧のスマートフォンは線路へ落ちてしまう。しかし、奏多は驚くべき行動に出る。彼はどこからか調達してきた長いマジックハンドで見事にスマホを回収。その突拍子もない行動に呆れつつも、碧は彼の不思議な魅力に惹かれていく。
始発までの時間を潰すため、二人は偶然見つけた路地裏のレトロな喫茶店「夜更かしアリア」へ。店内で流れる懐かしいJ-POPがきっかけで会話が弾む中、奏多は碧がかつて匿名で投稿していたアマチュアバンドのボーカル動画を、自分が「ずっと探していた声」として追いかけていたことを明かす。さらに驚くべきことに、碧が学生時代に書きかけで放置していた歌詞と、奏多が温めていたメロディが、まるで最初から一つであったかのように完璧に合致する。単なる偶然では片付けられない、運命的な「不思議な縁」を感じる二人。
夜が明け、始発の電車に揺られながら、二人はそれぞれの夢とこの一夜の出来事を振り返る。奏多は碧の言葉から新たなインスピレーションを得て、碧は奏多との出会いをきっかけに、停滞していた日常に光が差すのを感じる。駅でのハプニングから始まった深夜の出会いは、二人の未来を繋ぐ、かけがえのない運命の序章となるのだった。
のアリア、偶然が偶然を呼ぶ奇跡の音楽ラブストリー、深夜零時終電を逃した二人が偶然に出会い、やがて必然となってゆくラブストリー
あらすじ
システムエンジニアの佐倉碧は終電を逃し、人影まばらな駅で途方に暮れる。そこに現れたシンガーソングライター志望の橘奏多。彼の突飛な行動でスマホを線路から救出された碧は、彼に興味を抱く。偶然入った深夜の喫茶店で、二人は奇妙な共通点と、互いの歌詞とメロディが完璧に合致する「不思議な縁」に気づく。夜が明け、この一夜の出会いは、停滞していた二人の日常に光を灯し、運命的な未来へと繋がる序章となる。

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