「遅いですぞ!ご両人!国名決まってしまったからな!拒否権はない!!」
久惔がそう叫び、人々は歓声を上げた。
「王と妃のお帰りだ~!!」
「復興前に式を一度挙げましましょう?」
「いいですね!復興後にも挙げないと!」
「よし、では明日から早速準備に取り掛かるとしますか!」
人々は、生き生きと目を輝かせ、二人の門出を祝福した。
雨上がりの空には、清々しい風が吹いていた。白蓮国の復興はまだ始まったばかりだが、その地には、確かな希望の光が宿っていた。蓮花は、その光を胸に抱き、未来へと続く道を、一歩ずつ、力強く歩み始めるのだった。



