悪党だらけの乙女ゲームに転生したけど、×亡しすぎて残機が足りない!(溺愛もあるよ★)

ユリ推しでガルーガチ恋勢か!?

最初は呼び捨てだったガルーを会話に熱が入る毎に『ガルー様』になってたし!
それって『素』が出てたのか!?

そう思ったものの確証がもてなかった。

なので、ガルーのぱっつぱつの胸板に纏われたシャツの隙間に手を突っ込んでみる。

ガルーの胸板は熱くて張りと弾力があり、筋肉と脂肪のちょうど良い塩梅の胸だった。
(雄っぱい直揉みとも言う)

良いモン持ってんじゃない! と揉みしだく私。
ガルーは私の奇行に動じずに「何してんだよ」と言っていた。
けど、マユコは……。

「…………ッッ!!」

血の涙を流しながら、阿修羅の形相で立っていたのだ。

こっっっっわ!!

しかし私はガルーにセクハラしながらマユコを煽ってみる。

「ふう~! ユリちゃんなら、この育ち切って熟れた雄っぱいを好き放題に出来るんですよね! あ~ユリちゃんが此処に居ればな~。私じゃガルーの胸の谷間に手刀を入れるしか出来ないしな~」

ユリちゃんの名前を聞いてガルーが何か言いかけたけど、とりあえず目くばせで黙らせる。
聞いていたマユコは噛みしめたハグキから血を流しだした。(惨劇)

「そ、そうですね……ッ、ガ、ガルー様の、お、雄っぱいはユリちゃんのモノですもんねぇ……ギリギリ。――でも何で貴女がガルー様の雄っぱいに触ってるんですか? 不敬では?」

と、今すぐ殴りかかりたいのを堪えた、うらやま憎らしいという顔だった。

こっっっっっっっっっわっっ!!

これ完全にガルー推しだわ!

しかも私、ガルーの雄っぱい揉んでるけど、この後どうすればいいかまでは考えていなかった。(←アホ)

(まずい! このままじゃ殺られる……!)

と、マユコがじりじり近づいて来るのを見ていた時だった。

バッツン! と妙な音がして何かが飛んできた。

何事かと思って振り返ると――ガルーのシャツの胸元のボタンが弾け飛んで、雄っぱい丸晒し状態になっていたのだ。(私が揉みまくった所為で)

その見事に鍛え上げられた胸筋が弾け出る光景に私とマユコが同時に飛び上がる。

「ぎゃあああああああああああああああオ! ごめんガルー! 乳首出た!」
「キャーーーーーーッ!!!!!! ガルー様のお胸板~~!!!!!!」

騒ぐ私とマユコに、ガルーは「何やってんだよ……」と呆れ顔だったものの、ムチムチに育った立派な胸板を惜しげもなく晒した姿にマユコは鼻血を噴きながら倒れた。
私は駆け寄る。(一応)

「マユコーー!!」

呼びかけると、マユコはイイ笑顔を浮かべた。そして――

「推しの胸板……、スチルで見るより立派でした……ガフッ! ガル乳、SAIKOU……!」

と親指を立てて吐血する。(たぶん鼻血が口から出た)

「マユコ! アンタ、辞世の句がそれでええんか!!」
私が呼びかけるも、返事がない。ただの気絶のようだ。


気絶したマユコを放置するわけにもいかず、とりあえず同じ宗派のウルボラを呼びつけて持ち帰らせることにした。
ウルボラに連絡するとワンコールで出た。そして早口で捲し立ててくる。

『はいッッ! 強く麗しく逞しい崇高なるディディ様の御命令なら悦んで! あ、あの、宜しければ靴を舐めましょうか? どうか、そのおみ足でこの薄汚いゴミ虫めを踏んでくださいませ!』

なんか妙な方向に進化を遂げていたけど、ガルーが到着したウルボラを蹴りながら急かしてマユコを持ち帰らせた。

ふぅ……! なんとかマユコとの対談(死闘)は終わったわ!

ガルーからは「何がしたかったんだよ」と言われたけど、とりあえず……マユコから絡まれた時はガルーの雄っぱいを露出させればいいという事はわかったわ!
ごめんねガルー、その時は胸を貸してね!(クズ)

というか、ガルーと常に一緒に居ればマユ公、ケンカ売ってこずに大人しいんじゃない?

そう思った私は「ガルー、ずーっと一緒にいてね★」とキメポーズをする。

ガルーは少し驚いていた。
でも、ふっと微笑を浮かべると「当然だろ」と答える。
ありがたやありがたや……!


しっかし、ゲームではガルーの雄っぱいどころか、緊縛ガルーをユリちゃんが攻めるとか、サングレとの3Pとかで、あんな所やそんな所まで出てるのに(モザイクあるけど)おかしいわね~と思ったけど、スチル乳とナマ乳では、また破壊力が違ったわ……。

私は出かけた鼻血を止めながら、そう考えるのだった。