次の日僕は調子が良かった為、念の為に車で学校へと向かっていた。

「じゃ、いってきます」

「いってらっしゃい」

車から降りると

「あ、来た?おはよう。昨日は大丈夫だったか?」と昨日の助けてくれた人が声をかけて来た。

「あ、おはようございます。大丈夫です」

「送っていくよ、何組?」

「え、A組です」

「オッケー」

その後、僕を助けてくれた人は僕を教室まで他愛の無い話をしながら送り届けてくれた。

そのお陰で僕は警戒心が徐々に溶け、無くなって行くのを感じた。

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放課後、携帯にメールが送られてきた。

"この後暇?"

"暇です"

"じゃあ、正門で待ってる"

"了解です"

その後僕を助けてくれた人、改め秋守 琉那先輩と合流してカラオケやゲーセンに寄って遊び倒し、先輩が親が来るまで一緒に待ってくれた。

そして、僕はこの時にはもう先輩に恋をしていたのだと今にしてみればそう思う。