下らない話

 多様性だ何だと世間では騒いでいるけれど、騒げば騒ぐほど逆効果なんだと何故分からないのだろうか?

「認めろ」と責め立てるその行為は「認めない」の苛立ちを煽る。
「ノーマルを押し付けるな」「逆差別だ」
うんざりする。

 結局どうしたって変わらない。ノーマルという枠がある限り、そこからはみ出した俺は永遠に『あり得ない』

 ただ好きなだけ。
 ただ好きな人を好きだと思うだけ。
 それが許されない。

 だから俺は言わなくていい。

 ずっと永遠に届かなくていい。

 そろそろ梅雨が明ける…


 (うっす)らと日が差す朝。天気予報は曇り時々雨。降水確率60パーセント。

「降ってくれよな…」