下らない話

「樹もフリーなら気兼ね要らないよな?」
 裕太が横目で俺を見てくる。
 まぁ、そうだよな。そうなるよな…。

「…もう選別済みって感じだな」
「あのオレンジのテントの奥の三人」
「んー…マジで⁈年上だろアレ」
「さっきからこっちチラチラ見てんのよ」
「あぁ、うん。目ぇ合ったわ」

 大学生か…もしかしたら社会人かも知れない。髪型や化粧の感じからして泳ぎに来た感じでは無さそうだ。
 ターコイズブルーのビキニの女が俺の笑顔に反応して首を傾げる。
「いけそうだけどどうすんの?遊ぶ?移動する?」
「そりゃ浜辺でビーチボールだろ?せっかくの水着なんだから」
「…じゃ三輪、お前ボール持って一緒来いよ」
「おぅ」
「朝比奈大丈夫か?あんなの間近で見たらまた勃つんじゃねぇか?」
 ダイソンがいらぬ心配をしてくる。
「お前を揉んだからもう大丈夫だ‼︎」
「おい、ダイソン‼︎照れてんじゃねぇよ」
 裕太に肩をぶっ叩かれてダイソンの乳が揺れる。
「行くぞ、三輪」
「頼むぜ拓海‼︎」