「夏休み入ったら速攻で海だからな‼︎五人集合‼︎LINEのスケジュール回答しとけよ‼︎」
「はいはい」
樹と最後に言い合いみたいになった日以来、樹と板倉が一緒にいる姿を見たく無くて何となく避けていた。
同じクラスなせいで、あっという間に捕まったけどな。
「今だ今‼︎俺の見てる前で回答しろ‼︎」
首に回された腕…寄せられた顔…重ねられた手…
もう振り解いたりしない。絶対に。
「…分かったよ」
LINE画面を開く。
「そういう拓海だからこそ好きだわ」
「あ?」
トーク画面の一番上にある『水原沙月』の名前の下にあるピンクで表示された最新のメッセージ。樹はそれを読んだのだ。
「…仲良いんだな」
回された腕に力が入り樹の唇が耳に触れる。
不意打ちを食らいバカ正直な身体が脈を速める。
「あぁ。親友っつーか、同志っつーか…」
「男女間の友情って成立しないって言うけどな…」
「関係ねぇんだ。俺にはもう、そういうの」
「そういうのって?」
「男とか女とかさ、たかが性別ごときに振り回されんのはもうやめたんだ、俺…」
「…え?」
「はいはい」
樹と最後に言い合いみたいになった日以来、樹と板倉が一緒にいる姿を見たく無くて何となく避けていた。
同じクラスなせいで、あっという間に捕まったけどな。
「今だ今‼︎俺の見てる前で回答しろ‼︎」
首に回された腕…寄せられた顔…重ねられた手…
もう振り解いたりしない。絶対に。
「…分かったよ」
LINE画面を開く。
「そういう拓海だからこそ好きだわ」
「あ?」
トーク画面の一番上にある『水原沙月』の名前の下にあるピンクで表示された最新のメッセージ。樹はそれを読んだのだ。
「…仲良いんだな」
回された腕に力が入り樹の唇が耳に触れる。
不意打ちを食らいバカ正直な身体が脈を速める。
「あぁ。親友っつーか、同志っつーか…」
「男女間の友情って成立しないって言うけどな…」
「関係ねぇんだ。俺にはもう、そういうの」
「そういうのって?」
「男とか女とかさ、たかが性別ごときに振り回されんのはもうやめたんだ、俺…」
「…え?」


