──
「はよー‼︎朝比奈ッ」
週明け、電車を降りて学校に向かう道の途中で樹の声に振り返る。
「おぉ、はよ…」
「今日来るの早くね?」
「何か早く目ぇ覚めた」
二人でしょーもない話をしながら歩く。
久しぶりに板倉がいなくて最高な気分だった。
昇降口で1年の時のクラスメイトに声をかけられるまでは…。
「拓海、見たぜ?朝帰り‼︎相手沙月ちゃんだよな?」
「え?」
俺より先に樹が反応した。
「は?知らね」
「沙月ちゃんの友達、誰か紹介してくれよ」
「いや、だから知らねって」
「何だよ、照れてんのかよー」
「…やっぱり水原さんと付き合ってたんだ?」
早足で歩く俺を樹が小走りで追いかけて来る。
「どうだかな?」
「朝帰り…って朝比奈…」
「そういやお前って板倉とどうなの?もうとっくにヤッてんの?」
「え⁈」
思わず聞きたくもない事を口走った。
頼む…答えないでくれ。
「何?まだなの?まぁでもキスくらいはしてんだろ?」
「…」
「はぁ?それもまだ…」
「あるよ‼︎した事」
「……んなデケェ声出すなよ」
「はよー‼︎朝比奈ッ」
週明け、電車を降りて学校に向かう道の途中で樹の声に振り返る。
「おぉ、はよ…」
「今日来るの早くね?」
「何か早く目ぇ覚めた」
二人でしょーもない話をしながら歩く。
久しぶりに板倉がいなくて最高な気分だった。
昇降口で1年の時のクラスメイトに声をかけられるまでは…。
「拓海、見たぜ?朝帰り‼︎相手沙月ちゃんだよな?」
「え?」
俺より先に樹が反応した。
「は?知らね」
「沙月ちゃんの友達、誰か紹介してくれよ」
「いや、だから知らねって」
「何だよ、照れてんのかよー」
「…やっぱり水原さんと付き合ってたんだ?」
早足で歩く俺を樹が小走りで追いかけて来る。
「どうだかな?」
「朝帰り…って朝比奈…」
「そういやお前って板倉とどうなの?もうとっくにヤッてんの?」
「え⁈」
思わず聞きたくもない事を口走った。
頼む…答えないでくれ。
「何?まだなの?まぁでもキスくらいはしてんだろ?」
「…」
「はぁ?それもまだ…」
「あるよ‼︎した事」
「……んなデケェ声出すなよ」


