玄関に行きクロックスをつっかけて後藤家へと向かった。
修ちゃんはまだ帰っていなかったけれど、部屋に上がらせてもらった。
久しぶりに入った修ちゃんの部屋に、持って来たダンボールを置いた。もうこれで、修ちゃんが俺の部屋に来る事はなくなる。
修ちゃんへの想いはもう捨てる。
邪魔な俺はいなくなる。
それで良い…
ふと目を向けた本棚に、見覚えのある漫画があった。あれも、これも…
何だよ。
何なんだよ。
持って来たダンボールに入っている漫画が全部ある。
机の上には二人で写った写真が飾ってあって、その前にはふざけてノリで交換し合った学ランの第二ボタンが置いてある。
俺の鼓動が微かな期待で高鳴り出す。
「……まさか、なぁ?だって……」
修ちゃんはまだ帰っていなかったけれど、部屋に上がらせてもらった。
久しぶりに入った修ちゃんの部屋に、持って来たダンボールを置いた。もうこれで、修ちゃんが俺の部屋に来る事はなくなる。
修ちゃんへの想いはもう捨てる。
邪魔な俺はいなくなる。
それで良い…
ふと目を向けた本棚に、見覚えのある漫画があった。あれも、これも…
何だよ。
何なんだよ。
持って来たダンボールに入っている漫画が全部ある。
机の上には二人で写った写真が飾ってあって、その前にはふざけてノリで交換し合った学ランの第二ボタンが置いてある。
俺の鼓動が微かな期待で高鳴り出す。
「……まさか、なぁ?だって……」


