白い結婚の冷遇妻だと思っていたら、じつは意外と愛されていたことが判明した貧乏伯爵令嬢の話

異世界ファンタジー

ayame/著
白い結婚の冷遇妻だと思っていたら、じつは意外と愛されていたことが判明した貧乏伯爵令嬢の話
作品番号
1751782
最終更新
2025/06/19
総文字数
84,067
ページ数
17ページ
ステータス
未完結
いいね数
2
「トリシャ、おまえに縁談がきた」。万年貧乏で持参金も用意できず、行き遅れとなっていたトリシャ・ノーマン伯爵令嬢の元に突如として舞い込んだ縁談。お相手は、つい先日第三王子との身分差婚を果たしたクレア妃殿下の兄・ヘルマン・リドル子爵。下位貴族ながら王家と縁戚となったリドル家が、よからぬ企みを持つ家に取り込まれる前に、毒にも薬にもならぬ家と縁付けてしまおうという思惑から成り立った、王命による婚姻だった。双方断る立場になく、婚約期間ゼロで成り立ったスピード婚。結婚式の会場で初めて顔を合わせたヘルマンに少しだけときめきつつ、領地暮らしのリドル家に輿入れしてみれば。顔を合わせようとしない使用人たちに、主寝室を訪れることのない夫。食堂にすら呼ばれず部屋でひとり食事をとる毎日。挙げ句の果てに夫が苛立ちながら「まだ居座っているのか」と呟いているのを聞いた日に、トリシャに対する嫌がらせまで始まった。どうやら夫は屋敷内に恋人を囲っているらしく、しかも彼女は身籠っているようで——? 誤解に誤解を重ねたすれ違い夫婦が仲良し夫婦となるまでのあれやこれやの物語。
あらすじ
行き遅れ貧乏伯爵令嬢トリシャの元に舞い込んだ、王命による政略結婚。お相手は王子妃を輩出したリドル子爵家当主ヘルマン。結婚式当日の顔合わせという異例のご縁で子爵領に嫁いでみれば、よそよそしい使用人に主寝室を訪れない夫。その上屋敷内には夫の愛人がおり、彼女は妊娠しているらしい。出ていってほしいという夫の愚痴まで耳に入ってきて落ち込むトリシャ。だが彼女は知らなかった——それが大いなる誤解だということを。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

星降り温泉郷 あやかし旅館の新米仲居はじめました。
  • 書籍化作品
遠藤遼/著

総文字数/20,933

あやかし・和風ファンタジー10ページ

表紙を見る
鬼の花嫁4~桜の木の下に眠るもの~
  • 書籍化作品
[原題]鬼の花嫁 四~桜の木の下に眠るもの~
クレハ/著

総文字数/111,422

あやかし・和風ファンタジー49ページ

表紙を見る
pagetop