いつかの春が過ぎた日に

『そういえば条くんって部活するのー?』

「..,きたk__」

『うちの高校部活動強制参加だよ!?』

「..,美術部?」

『え~!以外!!サッカーとかは?かっこよくない?』

「...」
こいつ、、全部わかってて言ってるのか?

『怖い顔ー、まぁそんな足じゃ運動部は絶望的か~』

「知ってるなら言うな。」

『条くん剣道強かったのにね~』

「お前俺の地雷踏み抜くの得意なんだな」

『あはは!特技にしちゃおっかな』

「お前といると頭痛がしてくる」

『条くんいっつもぼっちだからでしょ、、人に慣れた方がいいんじゃない?』

「余計なお世話。」

「早く契約内容でも確認しよう」

『味気ないなー』

「なんでもいい」

『はいはい、。私達がこれからするお仕事は給料は発生しないよ』

「は?労基行くぞ。」

『も~ちゃんと全部話聞いてよ』

『確かにタダ働きではあるんだけどその代わり1年間辞めずに働けたらなんでも一つだけ夢を叶えられる』

「胡散臭いな」

『あははーそれは私もちょっと思った』

「この話聞いたならどうせしなきゃ行けないんだろ?」

『話が早いようで助かりマース』

相原は手早く契約書を差し出してきた

「、、印鑑」

『あっ、持ってない?なら指で』

「...、そんな反社みたいなことするんだな、、」

『え、待って!?どっからカッター出したの??え、もしかして条くんってまだそうゆうお年頃抜け切ってない??』

「冗談だよ」

『わっかりにくなー!?』

「ほら、サイン」

『...確かに、。確認しましたー』

『改めてこれからよろしくね山下条くん。』

「..あぁ。」