「で?おっさん、次のターゲットは誰よ」
おっさんはニヤリと笑って言った。
「お前、アイドルには詳しいか?だったら残念だな」
「二十代にしては知ってると思うよ。若い子にはかなわないけど」
「そんなこと言うな、愛藍。俺にすればお前は可愛い小娘だ。」
「キモっ」
「お、俺はキモくないはず…だよ。」
自覚があったのか、いつもははっきり言うおっさんもたじろいでいる。
マジで笑える。今日はいじりやすいみたいだ。
「アイドルの誰を殺すの?」
「全員だ。メンバー全員を殺すのさ、豪快に」
ほぉ。『豪快に』か。良い言葉だ。
「何のグループ?男?女?どこで殺すの?」
「えっと、愛藍…『ミンティア』って知ってるか?」
「もちろん知ってるわよ。っていうか、知らない人っているの?」
私はおっさんの知識のなさに呆れながらも感心した。
なかなかいい仕事を持ってくるもんだ。
『ミンティア』は男性6人組アイドルグループで、「国民的アイドル」と言っても過言ではないほど有名だ。
私は特にファンではないが、「すごいな、売れているな」と思ったことはある。
最近はメンバーの全員がそれぞれバラエティー番組でМC・司会などを務めるほどだ。
なかでも「海堂龍太」と「坂上亮」の人気は圧倒的だ。
私はおっさんに自分の知識を見せつけたあと、ターゲットの住所を教えてもらった。
「え、これなんて読むんだ…?えっと、『海堂龍太』が東京都港区南青山の…」
おっさんはメンバーの漢字の読み方に苦戦しながらも、なんとか住所を言い切った。
「ねぇ、気のせいかな」
「なんだ?言ってみろ」
「メンバーの住所、港区が多い気がする。でも、町名とかが微妙に違う…」
全員が港区に住んでいるわけではない。港区に住んでいないメンバーも二人いる。
でも、そこが少し気がかりだった。
「偶然…だと思うんだけどね。まぁ、こっちも殺しやすいから感謝」
「いや、愛藍の予想通りさ。偶然ではない」
「どういうこと?」
「あいつらは、港区を拠点に活動する、『闇アイドル』だ」
「は?」
なんだそれ。聞いたことない。『闇バイト』は知ってるけど。
え、そんなのあるの?
だが、そのことについては後に判明することになる。
私はミッションの準備係に変装などの準備を任せ、そこにあったソファでくつろいだ。
『闇アイドル』って本当になんなの?
おっさんはニヤリと笑って言った。
「お前、アイドルには詳しいか?だったら残念だな」
「二十代にしては知ってると思うよ。若い子にはかなわないけど」
「そんなこと言うな、愛藍。俺にすればお前は可愛い小娘だ。」
「キモっ」
「お、俺はキモくないはず…だよ。」
自覚があったのか、いつもははっきり言うおっさんもたじろいでいる。
マジで笑える。今日はいじりやすいみたいだ。
「アイドルの誰を殺すの?」
「全員だ。メンバー全員を殺すのさ、豪快に」
ほぉ。『豪快に』か。良い言葉だ。
「何のグループ?男?女?どこで殺すの?」
「えっと、愛藍…『ミンティア』って知ってるか?」
「もちろん知ってるわよ。っていうか、知らない人っているの?」
私はおっさんの知識のなさに呆れながらも感心した。
なかなかいい仕事を持ってくるもんだ。
『ミンティア』は男性6人組アイドルグループで、「国民的アイドル」と言っても過言ではないほど有名だ。
私は特にファンではないが、「すごいな、売れているな」と思ったことはある。
最近はメンバーの全員がそれぞれバラエティー番組でМC・司会などを務めるほどだ。
なかでも「海堂龍太」と「坂上亮」の人気は圧倒的だ。
私はおっさんに自分の知識を見せつけたあと、ターゲットの住所を教えてもらった。
「え、これなんて読むんだ…?えっと、『海堂龍太』が東京都港区南青山の…」
おっさんはメンバーの漢字の読み方に苦戦しながらも、なんとか住所を言い切った。
「ねぇ、気のせいかな」
「なんだ?言ってみろ」
「メンバーの住所、港区が多い気がする。でも、町名とかが微妙に違う…」
全員が港区に住んでいるわけではない。港区に住んでいないメンバーも二人いる。
でも、そこが少し気がかりだった。
「偶然…だと思うんだけどね。まぁ、こっちも殺しやすいから感謝」
「いや、愛藍の予想通りさ。偶然ではない」
「どういうこと?」
「あいつらは、港区を拠点に活動する、『闇アイドル』だ」
「は?」
なんだそれ。聞いたことない。『闇バイト』は知ってるけど。
え、そんなのあるの?
だが、そのことについては後に判明することになる。
私はミッションの準備係に変装などの準備を任せ、そこにあったソファでくつろいだ。
『闇アイドル』って本当になんなの?



