「本気で殺るのか?」
おっさんが、尋ねてきた。
「私、鈴木と全く同じことがあったからわかるの。」
「愛藍。ここは『可哀そうな輩』が集まるところだ。ちゃんとした大学を卒業したのは、親がいる雨歌だけだろ。雨歌は、家出っていうか、家を逃げ出したそうだが。だからー」
「だからなんなの。おっさんは、何のために『スナイパー』を創ったの」
「それはー」
「あんたに言われたくないの!私は、自分の父親と母親を殺すため『だけに』ここに入った。だから、私が殺した人たちは、私のことをどう思ってるか分からない。恨んでるかもしれないし。もしかしたら、後悔してるかもしれない。私と雨歌は違う。」
「そうか。俺は反対しない。確かに、お前と雨歌は違う。心の次元が違う。」
「はぁ?」
「冗談だよ(汗)」
「でも、そうだよね。雨歌は、小さい頃からお父さんに洗脳されていた。それでも、雨歌は雨歌だった。間違った道に行かないように、懸命に踏ん張ってた。それと私は全然違う。私は、心の底から『悪者』なんだよ」
「…」
おっさんもそう思っているのか、何も言い返してこない。
「じゃあね、おっさん。」
私は、おっさんに手を振って家に帰った。
鈴木の母親の家を探すことにした。
いつもと違って、ターゲットの住所が知らないので、まずそれを調べる必要がある。
難しい。おっさんは一体、どうやってターゲットの住所を調べているのだろうか。
もしかしたら、鈴木の母親は捕まったのかもしれない。
私は、拘束所に向かった。
ー「あら?さっきの人?優輝とどんな関係なの?」
「私が一期先輩です」
「どうせ、優輝の話をしにきたんでしょ?」
「はい。そうです。早く話をしたいです」
堂々と言ってやった。そうしないと気が済まない。
「優輝を産んだのにはもう一つ理由があるの。」
「どんな理由です?」
「私の旦那、悪い奴だったの。あんたも知ってると思うけど、『倉田雄介』っていう人。」
息をのんだ。だって、「倉田雄介」は、おっさんの名前だから。
「あなたも所属してるのよねぇ~。『スナイパー』かしら?その集団を作った人よ」
「なんでそんな年の離れた人間と」
「私がお気に入りだったみたい。ー私、キャバ嬢だったから」
鈴木の母親がそう言った。
おっさんが、尋ねてきた。
「私、鈴木と全く同じことがあったからわかるの。」
「愛藍。ここは『可哀そうな輩』が集まるところだ。ちゃんとした大学を卒業したのは、親がいる雨歌だけだろ。雨歌は、家出っていうか、家を逃げ出したそうだが。だからー」
「だからなんなの。おっさんは、何のために『スナイパー』を創ったの」
「それはー」
「あんたに言われたくないの!私は、自分の父親と母親を殺すため『だけに』ここに入った。だから、私が殺した人たちは、私のことをどう思ってるか分からない。恨んでるかもしれないし。もしかしたら、後悔してるかもしれない。私と雨歌は違う。」
「そうか。俺は反対しない。確かに、お前と雨歌は違う。心の次元が違う。」
「はぁ?」
「冗談だよ(汗)」
「でも、そうだよね。雨歌は、小さい頃からお父さんに洗脳されていた。それでも、雨歌は雨歌だった。間違った道に行かないように、懸命に踏ん張ってた。それと私は全然違う。私は、心の底から『悪者』なんだよ」
「…」
おっさんもそう思っているのか、何も言い返してこない。
「じゃあね、おっさん。」
私は、おっさんに手を振って家に帰った。
鈴木の母親の家を探すことにした。
いつもと違って、ターゲットの住所が知らないので、まずそれを調べる必要がある。
難しい。おっさんは一体、どうやってターゲットの住所を調べているのだろうか。
もしかしたら、鈴木の母親は捕まったのかもしれない。
私は、拘束所に向かった。
ー「あら?さっきの人?優輝とどんな関係なの?」
「私が一期先輩です」
「どうせ、優輝の話をしにきたんでしょ?」
「はい。そうです。早く話をしたいです」
堂々と言ってやった。そうしないと気が済まない。
「優輝を産んだのにはもう一つ理由があるの。」
「どんな理由です?」
「私の旦那、悪い奴だったの。あんたも知ってると思うけど、『倉田雄介』っていう人。」
息をのんだ。だって、「倉田雄介」は、おっさんの名前だから。
「あなたも所属してるのよねぇ~。『スナイパー』かしら?その集団を作った人よ」
「なんでそんな年の離れた人間と」
「私がお気に入りだったみたい。ー私、キャバ嬢だったから」
鈴木の母親がそう言った。



