殺人、はじめました。

 私はタコ店員の口をふさいだ。
そして、二人でタコ店員をトイレに運ぶ。手足をロープで縛りつけた。
最後に目隠しをして、口にガムテープを巻きつけた。
「ごめんね、ちょっと雑な殺し方になっちゃう」
トイレの便器に頭を打ちつけた。
頭から血が滲み出る。トイレは血の海になった。
防犯カメラは事前に、ハッキング係が対処してくれた。
この日のこの時間「だけが」見られないようになっている。
指紋が残らないように、二人とも手袋をしてある。
ちなみに、二人とも青いゴム手袋だ。スーパーとかの店員がつけてるやつ。
ゴム手袋をビニル袋の中にしまい、トイレから出た。
幸い、トイレに入っていた人はいないようだ。
じゃあ、後の三人も、同じようにやろうかな。
鈴木にはトイレで待機してもらい、二人目のターゲットを探す。
確か、二人目は顔が細長くて芸人みたいな…
あ、コイツだ!寺中裕二!
「あなた、寺中裕二さんね?」
「はい。そうだけど」
子どもみたいな声。何て言うか、破壊的?個性的?悲劇的?
そんなことを気にしている場合などない。
私は、寺西の口をふさぎ、トイレに連れて行った。
鈴木がいる。今回は簡単だ。ナイフで刺す。ただそれだけ。
心臓はちょっと可哀そうなので、腹を刺した。
さっき殺した奴と同じ場所に寺西の遺体を並べる。
全員殺し終わったら、ノコギリで細かく切ってトイレに流す。
血は、できるだけ水で流して、あとは放置。
防犯カメラも指紋もないのだから、捕まえられないだろ、警察。
三人目も同じように殺し、四人目に移った。
今回は、私がトイレで待機し、鈴木がターゲットを捕まえてくる。
鈴木がトイレに駆け込んできた。
客の一人が気づいたようだ。
「どうしよ、ブルー」
「裏口から逃げなさい。直接繋がってないけど、トイレを出たらすぐ右よ。」
私は、殺人を済ませると、鈴木と一緒に裏口から逃げた。
「今日は、月がきれいね」
「そうですね」
「「「潜入、終了」」