「ありがとうございます・・・」

男の子は、ちょっぴり照れたようにはにかんだ。

なんか、運命的な出会いを感じた。友達的な運命の出会いって感じがした。

なぜかはわからないけど、男の子のことがすごく気になった。

それは、彼が真面目にノートをとってたから、同じように夕飯の買い出しに来ているように見えたから、そしてなにより・・・


彼の雰囲気に惹かれてしまった。
不思議な雰囲気を纏っていた。