「それ、褒めてるの?」
「褒めてるって。だから、伊織も好きなのかなぁって」
小池さんは何か勘違いしているみたいだった。
私と伊織は本当に何もなく、ただの友達でしかなかった。
「私達、付き合ってないよ?」
「そうなの?駆け落ちまでして?」
「駆け落ちじゃないって。私が落ち込んでたから、遠出してくれただけだよ」
「それを好きって言うんじゃないの?私、伊織の事だけはずっと見てきてるから、分かっちゃうんだよ」
小池さんは、響と伊織が両思いの時も分かっていたんだろうか?それが気になって仕方なかった。
「私の姉と伊織が昔両思いだったって噂だけど、、、」
「ああ、昔ね。でも伊織は否定してたけどね。付き合ってないって。じゃあなんでニ人でデートしてるんだよって感じだったけど。結局付き合ってたかは、分からなかったな?知らないの?妹なのに。聞いてなかったの?」
「内緒で、会ってみたいで、、、」
小池さんも不思議そうな顔をしていた。けれど好きでもない相手と毎週のようなペースで会う用事なんてないと思う。
ニ人は確かに好きあっていたんだろう。
「とにかくさ、私はそろそろ伊織から卒業する。告白してくる。明日!」
「え?でも伊織には告白しちゃいけないルールでは?」
「そんなの、もうどうだっていいよ!多分振られるけど!もうすっきりしたい!嫉妬して惨めになって、どんどん意地悪になっていく自分が嫌だから!一城さんには伝えたくて。ライバルだから」
ライバル、、、。まぁそれも悪くないなと思った。
「じゃっ、あと、気が向いたらバスケ部きなよ。これる時でいいからさ。一城さんバスケ上手いし。ごめんね、記事書いてるのに邪魔して」
小池さんがそう言った時、私の書いてる記事に目をやって言った。
「ウミネコ島かぁ、ちょっとした心霊スポットて言われてるよね?」
「そうなの?あの島が?初めて聞いた」
「ほら、あの辺の海はよく離岸流が発生するから事故が多いじゃない?それでよく足をとられるとか、そんな話しだよ」
リガンリュウ、、、何処かで聞いた言葉だった。私は何故か胸騒ぎがして、携帯で離岸流について調べていた。
[離岸流、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ]
波打ち際でも、あっという間に沖に流される可能性があるらしい、、、。
「確か、伊織のお父さんもそれで亡くなったよね?あのウミネコ島近くの海に遊びに行って、離岸流に攫われて、、、小さい女の子を助けようとしたんだっけ?幼稚園の時、ちょっとニュースになったんだよね?」
えっ、、、?
私は急に寒気がしてきた、、、。
伊織のお父さんが、小さい女の子を助けようとして亡くなった、、、?
しかも、幼稚園って、私が溺れた時と時期が被る、、、。
私は自分が溺れた時の事を考えていた。あの時、私はあっという間に波に攫われて、その後の記憶が全てなくなっていた───。
私は誰に助けられたの?
小池さんが帰ってから、私は携帯であの時の事故のニュースを調べていた。
緊張と怖さで指先が震えていた。
真実を知るのが怖かった。けれど調べずにはいられなかった。響と伊織が私に隠し通していた真実を私は知りたかった、、、。
「褒めてるって。だから、伊織も好きなのかなぁって」
小池さんは何か勘違いしているみたいだった。
私と伊織は本当に何もなく、ただの友達でしかなかった。
「私達、付き合ってないよ?」
「そうなの?駆け落ちまでして?」
「駆け落ちじゃないって。私が落ち込んでたから、遠出してくれただけだよ」
「それを好きって言うんじゃないの?私、伊織の事だけはずっと見てきてるから、分かっちゃうんだよ」
小池さんは、響と伊織が両思いの時も分かっていたんだろうか?それが気になって仕方なかった。
「私の姉と伊織が昔両思いだったって噂だけど、、、」
「ああ、昔ね。でも伊織は否定してたけどね。付き合ってないって。じゃあなんでニ人でデートしてるんだよって感じだったけど。結局付き合ってたかは、分からなかったな?知らないの?妹なのに。聞いてなかったの?」
「内緒で、会ってみたいで、、、」
小池さんも不思議そうな顔をしていた。けれど好きでもない相手と毎週のようなペースで会う用事なんてないと思う。
ニ人は確かに好きあっていたんだろう。
「とにかくさ、私はそろそろ伊織から卒業する。告白してくる。明日!」
「え?でも伊織には告白しちゃいけないルールでは?」
「そんなの、もうどうだっていいよ!多分振られるけど!もうすっきりしたい!嫉妬して惨めになって、どんどん意地悪になっていく自分が嫌だから!一城さんには伝えたくて。ライバルだから」
ライバル、、、。まぁそれも悪くないなと思った。
「じゃっ、あと、気が向いたらバスケ部きなよ。これる時でいいからさ。一城さんバスケ上手いし。ごめんね、記事書いてるのに邪魔して」
小池さんがそう言った時、私の書いてる記事に目をやって言った。
「ウミネコ島かぁ、ちょっとした心霊スポットて言われてるよね?」
「そうなの?あの島が?初めて聞いた」
「ほら、あの辺の海はよく離岸流が発生するから事故が多いじゃない?それでよく足をとられるとか、そんな話しだよ」
リガンリュウ、、、何処かで聞いた言葉だった。私は何故か胸騒ぎがして、携帯で離岸流について調べていた。
[離岸流、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ]
波打ち際でも、あっという間に沖に流される可能性があるらしい、、、。
「確か、伊織のお父さんもそれで亡くなったよね?あのウミネコ島近くの海に遊びに行って、離岸流に攫われて、、、小さい女の子を助けようとしたんだっけ?幼稚園の時、ちょっとニュースになったんだよね?」
えっ、、、?
私は急に寒気がしてきた、、、。
伊織のお父さんが、小さい女の子を助けようとして亡くなった、、、?
しかも、幼稚園って、私が溺れた時と時期が被る、、、。
私は自分が溺れた時の事を考えていた。あの時、私はあっという間に波に攫われて、その後の記憶が全てなくなっていた───。
私は誰に助けられたの?
小池さんが帰ってから、私は携帯であの時の事故のニュースを調べていた。
緊張と怖さで指先が震えていた。
真実を知るのが怖かった。けれど調べずにはいられなかった。響と伊織が私に隠し通していた真実を私は知りたかった、、、。



